この作品はいかがでしたか?
150
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カーテンの隙間から 差し掛かる日の出
今日から始まるカウントダウン
We.カタストロフ_
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……なかむを早めに 救出させた方が良いのは事実
だけど情報を掴んでから 行くのが第一の安全でもある
不安ばかりなこの状況での 誘拐は物凄く苦しい
曖昧なまま大人数で突っ込み 多数の者が死ぬべきか?
なかむ1人だけか死ぬべきか?
こんな質問を自分に 問い掛けても答えはない
敵の情報、故に
この問い掛けが事実とは 限らない質問だから
それ程、曖昧である
周りが見えていない
見れない
そんな余裕など俺にはない
早く終わってしまえばいいのに
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どーしよーかなー
ミナミノツドイさん達が 早く任務を終わらせてくれれば いいんだけどさ…
色々な手段を選んでも 仮にも推定だし
運営国も元は戦闘狂だ 久々に暴れまくっても 器が割れたら元も子もない
下手に暴れることができない
でもあちら側もそれなりに 護ろうとするだろう
でもこれも予測だ
確実な情報が少ない
ミナミノツドイさん次第で 決めるしかない
カウントダウンは始まっている
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1つの電話がかかる
ら「…Tつぐさん…?」
『そーです!ただいま任務完了致しまして帰宅中なのですが通信が繋がったので今お伝えします。』
ら「お願いします。」
『器の使用日は一週間後に××国の幹部から一人選び約二週間後に行うらしいです。』
『二週間という間を開ける辺り、××国のところに強敵がいるのは確定だと思います。』
ら「…そう、××国以外の仲間とか誰かいない?」
『××国以外の国の人は発見はしたんですが身元は不明です。』
ら「…またか」
結構頑丈らしい
でも敵の情報が少しでも 分かっただけでも良い事だ
時間もないし行くしかない
回らなくなった頭と 身体中重い体を動かして 命令を下す。
「明明後日、闘いに出る 直ちに戦闘準備をせよ」
「…尾白国は勿論、 日常国、我々国、赤髪国に応援を求めよ」
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コン「…やっと動くんだ?」
ら「…そりゃそーでしょ、仲間が誘拐されてるしな、時間が無い」
ら「あとさ」
ら「器」
ら「どうする?」
ら「使う?」
コン「誰に?」
ら「俺に」
ら「俺は青鬼だけでも取り戻したい」
ら「でもお前らは元に戻したい」
ら「使うか使わないかの判断は俺には下せない、お前らに任せるからな」
きょ「…んなこと知っとるわ」
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コメント
4件
好きしか言えない… あ、大好きがあった((