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金ブロLINE
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通話
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応答なし
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応答なし
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バイバイと言われた直後 俺は不安でいっぱいだったから メンバーに連絡した
nakamuは涙声で きりやんは動揺しながら スマイルはバツが悪そうに シャークんは電話に出なかった
何となく もうこの街にはいない そんな気がした
それでも… 俺は夜の街を駆け回った
日が昇り始めた頃 スマイルが
sm
と 言うから お通夜のようなテンションで ぶるっくの家に向かった
数時間ぶりに見た メンバーの顔は暗かった
アパートの下で俯いていると 大家さんが早朝なのに外に出ていて ｢Brooookくんのお友達だよね｣ と言って開けてくれた
部屋に入ると何も無かった 人が生活していたとは思えないほど 殺風景な部屋だった
唯一残された机の上には パソコンと紙切れが数枚
nakamuが震える手で読み上げて号泣
内容は 当たり障りのない言葉と 俺らへの感謝だった
スマイルが俺に パスワードを聞くから
Password117wt
を見せた
スマイルは何かを悟ったような顔で 淡々とパソコンを調べていた
出てきた動画も さっきと同じ当たり障りのない言葉と 俺らへの感謝だった
Broooockのことが 一通り終わった次の日
ヘリ墜落の不穏なニュースと 共に 彼から届いたのは
白のヘッドホンをつけた 黒猫の入った 青色のハーバリウムだった
それから数週間 俺らが、いや僕が どう過ごしたのか覚えてないw
それぞれのもとに ハーバリウムは届いたみたいだけど
それ以上に
失ったものが大きかった
あのヘリの墜落に 身近な人が関わっていたことが
アメリカに向かうヘリから 日本人の彼が飛び降りたことが
僕は後悔と 絶望に 押し潰された
今あるのは変わり果てた ワイテルズ だけなのかもしれない
1人はやけ食いが原因で糖尿病になった 症状はかなり酷いけど 精神面の方が限界だと思うな
1人はあの日から会っていない 酒に溺れて引きこもっているらしいね
1人は信念を持って淡々と生きている あの日以来僕らのことを気にしてるみたい
1人は今まで通りを演じてるけど たまにフラッシュバックしてパニックを おこしてるみたいだね〜
まぁもうみんなと会っていないから わかんないけどw
ん？僕？？ 僕はいつも通りだよ？
誰って もちろん…
Broooockだよ〜？
コメント
1件
これ、きんときがぶるーくになってるってこと……？ HAPPYENDで私とWTが救われるのを首を長くして待ってます……。
