TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

恋って言うから愛に来た。

第2話

注意事項は前回のを読んでください。 白水です。

スタート

コツコツ…って足音が聞こえた直後、 ガラッと病室が空いた。

 

おはよう、ほとけくん

あ、!、先生おはよー!

元気な挨拶が病室に広がる。

 

はい、今日の分の薬。
…体調は大丈夫?

そう言って先生は 僕にたくさんの薬を出した。 薬は今までもずっと飲んできたから もう慣れっこ。

うん!僕元気だよ!

 

ほんと?、…よかった。

この先生は僕の担当の人。 いつもよく一緒にいてくれるから、 僕のお兄さんみたいな存在。

ねぇ先生、僕最近すっごい体が軽いの。

僕の病気治るのかな…?

 

…!!、…そうだね。
毎日薬飲んで、体を大事にしてたら
いつか治るかも。

うん!、そしたら学校にもいけるね!

早く行きたいなあ〜!学校!

 

…、っうん、笑

僕は産まれ付き、体が弱かった。 走ったり少し運動するだけで 息がきれて、倒れちゃうし

マイナスなことを考えたりした時とか 体調が悪い時とかはよく 呼吸困難になることがある。

 

腕出して〜点滴するね

はぁい…

 

………よし、

 

それじゃあまたね、ほとけくん。
何かあったらナースコール押すんだよー?

うん!わかった!

学校には行けていない。 行けたことは一回もない。 友達もできたことなんてなかった。

僕はいつもひとりぼっち。

今日は病院探検しよ〜っと!

今日は体調いいし、大丈夫だよね!

えっと点滴棒…

点滴棒を掴む。 動く時はだいたいこの棒と一緒だ。

よし!行こ〜っ!

どこからまわろっかな〜…!

疲れないぐらいの速さで わくわくしながら病院を歩き回る。

………!、中庭にちょうちょいる!

窓から外を見ると カラフルな羽で大きい蝶々が 何ひきか見えた。

今日はやっぱり外にしよっとっ

そう思い。僕は外に向かう。

!!、すごいすごい!

外に出ると、花とか蝶々とか 綺麗なのが全体に広がっていた。

あ、あっちの方綺麗!

いつもはあまり外に 出ないけど今日は違った。 体調がいいおかげか、 散歩するのがとても楽しい。

……ふぅ、

あれから1時間。

少し息が乱れる。

ちょっとはしゃぎすぎたかな、

……、?…

体に水滴が落ちてきた。 急に空に黒い雲がかかって 辺りが暗くなる。

あれ?、水…?

ポツ…ポツ…

やばい、雨降ってきちゃった、!

雨がどんどん強くなる。

っ早く戻らないと…、

僕は少し速めに 歩きだした。

えっと、えっと……
こっち行って、ここ曲って…、

雨が強すぎて辺りがあまり見えない。 どんどん不安な気持ちが大きくなる。

っぅわ!?

焦っていたせいか、 点滴棒が足に引っかかって 地面に手をついた。

は、っ……ぅ…ッ、…

痛い、擦りむいたのか 膝がじんじんするし…、それに…

ッ…(やばい、ちょっと走りすぎちゃったかも…)

息が詰まるし目眩がする。 座っていても辛い

ん、ッ…ど、ー…しよ…

こうなるとしばらく 立つまで時間がかかる

??

……、

??

見つけた…

ふぁさっ…

……、?

なにかが僕に覆いかぶさる

……これって…

少し触ると上着だということがわかった。

??

…大丈夫?

…?、だ…れ、?

突然聞こえた声。 どこか懐かしい、 低いけど優しい、そんな声。

??

………ちょっとしつれいするな、

その人はそう一言呟いて 僕を背負って走り出した。

、ん…っ、ふ、ぅ……

体勢が少し安定して体が楽になる。

安心したせいか僕は そのまま眠りについてしまった。

……、

……ん、、?

目を開けた瞬間、 見えるのは白い天井だけ。

…(あれ、ここって、)

 

あ、ほとけくん!大丈夫?

急に病室の扉があいて、 先生が入ってきた。

…!…、先生?

 

うん、

……、僕何してたんだっけ?

中庭にいったことは覚えてるけど それからの記憶がない。

 

…走って倒れたんだよ。さっき白い髪の人が
ほとけくんを連れてきてくれたんだけど…

………白い髪の人…

………あ!

突然頭の中にさっきの人の 声が入ってきて思い出した。

そういえばさっき、低い声の人が僕のこと助けてくれたの!

髪が白かったかは分かんないけど…

 

 

多分その人であってると思うよ。

 

見つけたらお礼、言っときなね

はーい!

(それにしてもあの声、どっかで聞いたんだよなぁ…)

(なんか…すごい懐かしい声だったよね、)

ガラッ

急にドアが開く。

……?、

先生?またなんかよう…

……

先生かと思ったけど、 そこには違う誰かが立っていた。

?、、だ、だれ…?

…体、大丈夫?

!、その声、さっきの…

喋りだしたその人は さっきの人なんだと思う。 紫色の目に白い髪。

…うさぎみたい。

……?

(…なんかこの感じ、どこかで…?)

ね、ねぇ?僕、君とどこかであったことある…?

不意にそんな質問をしてみる。 出会ったばかりなのにおかしいかもだけど…

…!、、

……覚えてないん?

、へ……?

な、何を…?

僕たちはほかのどこかで あったことがあるのか。

なんでもないわ、

…??

僕な初兎って言うんよ!
初めましての兎って書いて初兎!

!、そうなんだ!

僕はあだ名を考えはじめた。 仲良くなりたいもんね。

……じゃあしょーちゃんって呼んでもいーい?

?、しょーちゃん…?

うん!可愛いでしょ!

我ながら結構いいと思う。

……うん!そうやなぁ…!

あ!僕はね!ほとけって言うの!

ほとけ?

うん!、あ、いむくんって呼んでねっ!

?、わかった、いむくんって呼ぶ!

「いむ」僕が考えた名前。 いつか友達ができた時に 呼んでもらおうと思って考えといた名前。

やっと、呼んでもらえるときがきて、嬉しい。

…へへ、ありがと、!

193タップお疲れ様でした! 頑張ったよぉぉ!! 学校から帰ってすぐかきはじめた🫠 じゃないと間に合わないから……泣 よければいいねお願いします…(

NEXT ♡200⤴︎︎︎ ‪ ·͜·

この作品はいかがでしたか?

843

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚