杏
及川徹
杏
杏
及川徹
それが全ての始まりだった。
私はごく普通の女子高校生で 偏差値も普通、顔も普通 平凡中の平凡と言っていいほどのザマなぐらいだ。
そして友達の及川徹。 そいつは事ある毎に私の家に来て 私を弄ってくる 最低中の最低と言っていいほど ヤバいやつだった
杏
及川徹
及川徹
杏
杏
及川徹
及川徹
徹は絶対知っているはずなのに知らないフリをする。 そういう所が大嫌いだ。 でも
杏
好きな人がお前だなんて言えなくて。 でも見透かされてるのは癪に障るし。 こんな私を見て、同級生はどう思うのだろう
じれったい?ウザイ? 乙女だ?
どう思われていても構わないが、 徹に好きだと言ってしまえば 仮に付き合ったとして、
もう二度と親友だった頃には戻れないのだ。 それに怯えて言い出せない ただの弱虫なんだろう 自分でも自覚している
及川徹
杏
杏
杏
及川徹
杏
及川徹
どこまでも優しくて、 どこまでも意地悪で ついでにどこまでもいじらしい
こんなん、好きになった私の方が負けって ゲームする前から決まってるじゃん。 ずるいよ。
私が勝てないって分かってて好きにさせてる。 必ずお前を手に入れてみせるから。
ちょっとぐらい意識しろよ。
馬鹿野郎
コメント
4件
最高です!!素晴らしい作品をありがとうございます! フォロー失礼します。これから頑張ってください😁
やっぱ及川さんは夢女子として描きやすくて最高です