これは
私が
本当に体験した
話です。
ー小プリント中ー
私
(んー・・・)
私
(こんなモンかな?)
私
(隣の子、大丈夫かな?)
少し様子を見てみると
私
(え)
私
(カンニングして・・・る?)
隣の子が
私のプリントを
カンニングしている所を
目撃してしまいました。
その子の名前はAちゃん。
成績は結構良い方。
私
(は?)
私
(こっちはさ、)
私
(毎日毎日)
私
(沢山頑張ってんのによ)
私
(・・・)
そんな事を考えていると
隣の子
ねぇねぇ私ちゃん、
隣の子
終わった?
私
とっくに終わってるよ。
隣の子
私ね、
隣の子
このプリント、
隣の子
満点取れる自信あるんだ!
私
・・・
私
そっか。
この瞬間
Aちゃんがカンニングしてる事が
分かりました。
先生
はいやめ!
先生
書くの終わって下さーい
私は皆の前で
手を挙げました。
先生
ん?
先生
なんだ私、
先生
何か言いたいことがあるのか?
私
あの・・・
私
Aちゃんがカンニングしました。
ザワッ・・・
教室の雰囲気が
一気に変わりました。
先生
・・・
先生
私とAは残って下さい。
先生
あとの皆さんは遊んでどうぞ。
ー5分後ー
先生
A、カンニングしたというのは、
先生
本当か?
隣の子
・・・
隣の子
私、やって・・・いません・・・
隣の子
うっ・・・ひっく・・・
私
(は?)
私
(いやいや)
私
(嘘つくなよ)
私
(てか泣くなし)
先生
私、
先生
Aは本当にやったのか?
私
はい。
私
私、カンニングする所を
私
ハッキリ見ました。
先生
でもなんで
先生
Aは頭が良いのに
先生
カンニングなんてするんだ?
隣の子
せっ・・・先生っ・・・
隣の子
ほっ・・・ほんとうはっ・・・
私
(本当の事言ってくれるのか。)
私
(良かっ・・・)
隣の子
私ちゃっ・・・んがっ・・・
隣の子
カンニングしたっ・・・んですっ・・・








