聞こえないあなたに、、、

そう言って彼は私に手話で説明した。

今日から2年生になった私たち。 これからが大変になって来ると思う…

その時… 私の目の前に知らない男の子が現れた。

彼は突然、目の前でジェスチャーで何かを伝えようとしている。

彼は必死にジェスチャーをするが私達には伝わらない。

私はその時に彼の耳に気がついた。

スマホを取り出して文字を打つ

彼は大きく頷いた。

彼は彼女の口を見て頷いた。

そして再び文字を打つ

そう打って彼に見せると。

彼はジェスチャーで打ってもいいかと私に聞いてきた

彼は私のスマホを借りて打ち始めた。

そう聞くと彼は深くお辞儀をした

彼は笑顔で微笑んだ。

彼は少しびっくりした表情で 私達について行く。

放課後

優芽は用事があって先に帰ってしまった

教室にいるのは私と兼田くんだけ

彼は必死に勉強をしていた。

何かを察して私を見てきた。

私はすぐにスマホを取り出し文字を入力した

彼はスマホの文字を見てノートに 書き始めた

彼は驚いた表情で私を見つめた。

私が入力した文字を見て 彼は手を動かした。

どうやら私に向けて 手話で何かを話した。

ノートに書いてもう一度私に向かって 手話でお礼をした。

私はその時、 手話というものに少しだけ 興味を持ち始めた。

入力してスマホを見せると…

彼は…

ノートに書いて私の顔を見つめて 微笑んだ。

彼はそう言っているが実際にしてみると難しいかもしれない。 彼には文字を書く手話するそれしかないと私は思った。

私はスマホに入力せず声をかけてみた。

すると…

少し首を傾げて…

彼はノートにそう言葉告げた。

私はこの時 少しでも彼の助けになりたいと思った