一話から読んでない人の為の 簡単な注意書き
家族、親類に対する捏造と自己解釈があります
タグ付けされたCP以外のフラグが存在します
瑞希が男説を前提にしています
以上が大丈夫な人のみ本編へどうぞ
見てるだけで苦しくなるような 苦笑いをしながら
青柳くんが静かな声で告げる
青柳冬弥
相手の親御さんが乗り気みたいで
青柳冬弥
今度、会うことになった
暁山瑞希
え、早過ぎない?
東雲彰人
同じくらいの歳なら
東雲彰人
そんな焦る必要は無いだろ
東雲彰人
まだ学生だろうし
暁山瑞希
娘さんも気乗りしてないでしょ
暁山瑞希
こんだけ展開が早いと
暁山瑞希
向こうも親の都合が絡んでて
暁山瑞希
娘さんの意思は無視してるとみた
東雲彰人
てか、大した情報もねぇのに
東雲彰人
いきなり会うのは怖すぎる
青柳冬弥
だから……
青柳冬弥
二人には近くで待機してもらい
青柳冬弥
いざとなったら
青柳冬弥
一緒に逃げてほしいと思っている
東雲彰人
は、はぁ!?
暁山瑞希
まぁ、その方がマシかもね
暁山瑞希
一人で挑むよりは
暁山瑞希
逃げる場所があった方がいいよ
暁山瑞希
いざとなったら電話して
暁山瑞希
すぐ助けに行くから
東雲彰人
いや、待てよ
東雲彰人
そんなことしたら……
青柳冬弥
ありがとう、暁山
暁山瑞希
弟くんも頑張ろうね
東雲彰人
……まぁ、悪いのは
東雲彰人
勝手に決めた親達だもんな
東雲彰人
しょうがねぇから
東雲彰人
近くで待機してやるよ
青柳冬弥
彰人も、助けに来てくれるのか
青柳冬弥
よかった……
東雲彰人
そりゃ、助けるだろ
東雲彰人
俺達は相棒なんだから
東雲彰人
ピンチの時は支えねぇと
青柳冬弥
……そう、だな
青柳くんのギュッと強く握られた 手の中で
悲鳴をあげそうになっている シャーペンを見ながら
ボクは密かに思った
このクソ鈍感、弟くんのバカ、って