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私の旦那は今、無数のチューブに繋がれている。
脳死が確認され2週間がたった。
人工呼吸器と点滴によって生きているが、彼はもう帰ってこない。
しかしそれも昨日までの話。
彼は死んでしまった。
医者
申し訳ございません。手は尽くしたのですが...
あや子
いえ..あの人は今天国で元気にしてるはずです。ありがとうございました。
彼の亡骸が運ばれてきた。
あや子
あなた..
あや子
もう辛い思いしなくていいんだよ
彼の亡骸を抱いた時とても軽く、辛かったんだと思う。
今までの事を思い出し、涙が溢れてきた。
医者
治療費は結構ですので
決して裕福とは言えない我が家の事情を察してか、お医者様が優しい言葉をかけてくれた。
医者
亡骸を見るのは辛いでしょう？
医者
思い出は彼と共に焼いて忘れなさい
お医者様がシーツを被せる。
あや子
ありがとうございます..
半年後
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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