TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

クラスメイト

おはよ〜

クラスメイト

今日から普通の学校だな…

クラスメイト

楽しいことなんてあっという間だったね

クラスメイト

一瞬だったよな笑

ガララッ

先生

みなさん席に着いてください

先生

今日の休みは…有馬くんと岩崎くんだけね

先生

では、来週には三者面談があります

先生

ここで最終的に進路先を決めてもらう予定です

先生

しっかりと考えてきてくださいね

ガララッ

夜空

結衣は料理の専門学校にに行くんだよね?

結衣

うん

結衣

でもあそこ頭いいとこなんだよ〜

夜空

結衣なら大丈夫だよ

咲夜

じゃー、秋山は調理師?

結衣

一応、お母さんとお父さんのあと継がないといけないからね

クラスメイト

でも、文化祭の時の秋山の料理すっごく美味かったよな!

クラスメイト

人気あったし

結衣

そ、そうかな…///

夜空

ふふっ笑

結衣

夜空は?

夜空

まだよく…分かんない…笑

咲夜

結衣

そっか…

クラスメイト

ちなみに俺は建設デザイナーになる

夜空

…すごい

クラスメイト

だろ〜?

クラスメイト

そのためには勉強だよな〜

結衣

やっぱ、勉強しなきゃだよね…

夜空

うん

結衣

うわぁぁん😭

夜空

ふふっ笑

夜空

みんな凄いね

咲夜

何が?

夜空

やりたいこととか、夢があって

咲夜

夜空はないの?

夜空

私は、まだ…よく分かんない…

夜空

今まで、なんとなくで過ごしてきたから

咲夜

俺さ、夜空の絵…好きなんだ

夜空

咲夜

この前の文化祭の時、クラスに貼ってた絵って、夜空が描いたやつだろ?

夜空

…なんで分かったの?

咲夜

俺の勘、なめるなよっ

夜空

ふふっ笑

咲夜

あの絵見てると元気もらえたんだよ

咲夜

頑張れって、背中押してもらってる感じがした

夜空

そっ、か…

咲夜

えっと…だから

咲夜

夜空がしてて楽しいこととか、好きなこととか

咲夜

夜空のしたいようにすればいーんじゃん

夜空

咲夜

あ、自分に自信がないとか関係ねぇからなっ

夜空

…うん…ッ

夜空

…ッ、グスン…ッ

自然と涙が溢れてきた

咲夜

え、ちょ…っ、大丈夫か?

夜空

ごめ、…ッ

咲夜

私は昔から絵を描くのが好きだった

小学生の頃はよく賞も取り、褒められることが多かった

中学に上がり、他の人の絵と比べることが多くなっていった

それから私は自分の絵に自信が持てなくなり、絵を描くことをやめた

だけど、好きだったのに変わりわない

咲夜くんがそれに気づかせてくれた

絵を描いていた時の楽しい気持ちと、好きという気持ちを

咲夜くんは私の涙を拭ってくれた

咲夜

…落ち着いた?

夜空

うん、ありがとう

夜空

咲夜くんは?

咲夜

え?

夜空

将来の夢、ないの?

咲夜

俺は…、みんなを見守ること

夜空

え…?

咲夜

なーんて、なっ笑

キーンコーンカーンコーン

咲夜

そろそろ戻るか

夜空

そうだね…

夜空

咲夜くん

咲夜

ん?

夜空

ありがとう…っ

咲夜

咲夜

…あぁ

夜空

お母さん

夜空

ご飯できたよ

お母さん

ありがとうっ

お母さん

いただきます

夜空

あのね、お母さん

お母さん

夜空

私、バイトやめようと思うの

お母さん

夜空

あの…ッ、家計とか大変なの分かってるんだけど…勉強に、専念しようかな…って

お母さん

…家のことは、お母さんに任せてっ

夜空

お母さん

やりたいこと、見つけたんでしょ?

夜空

うん…

お母さん

だったら安心して自分の進みたい道に進みなさい

夜空

ありがとう…っ

夜空

心くんは、今日でバイト辞めるんだよね

うん、そのつもり

夜空

あの、…私も今週いっぱいでやめようと思うの

勉強のため?

夜空

うん

夜空はどこの大学?

夜空

私ね…

夜空

美大を目指そうかなって、思ってる

大学で会えるといーね

夜空

え、

俺も美大に行く予定だから

夜空

そうなんだ、心くんが同じだと安心かも…

店長

そろそろ上がってもいいよ

夜空

あの、店長

店長

どうかした?

夜空

私、これから勉強に専念するため今週限りでバイトをやめようと思います

店長

そっかぁー、そろそろだと思ってたんだよ

あの、俺も

店長

君は今日までだったよね

はい

店長

2人ともお疲れ様

店長

勉強、頑張ってね

夜空

ありがとうございました

ありがとうございました

店長

いつでも遊びに来ていいから

夜空

はい、ぜひ

夜空

バイト、楽しかった…?

…まぁまぁ

夜空

…なら良かった

夜空

私、最初ね…心くんのこと苦手だったんだ

へぇー

夜空

あ、違うよ…!

夜空

…今は苦手じゃない

夜空

少し口悪いけど、優しいところいっぱいあったり…実は家族思いだったり…

夜空

あの頃よりも知らなかったことたくさん知れたから…

夜空

私、心くんと仲良くなれて良かった…っ

夜空

ここまでで大丈夫だよ、送ってくれてありがとう

俺も…

夜空

夜空と仲良くなれて良かったと思ってる

夜空

…!、うん…っ

あと、この前言いそびれたから言うけど

夜空

俺…夜空が好き

夜空

じゃぁね

え、どういう…

心くんが私を好き…?

いつから…、

私が好きなのは…

君の「またね」が消える前に

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

103

コメント

2

ユーザー

ありがとうございます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚