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青年は、本当に警備の緩い時間帯や、その他諸々の手配を本当に行ってくれた
そのお陰か、スムーズにあの街から抜け出すことが出来た
列車が街を抜けると、そこは快晴の青空が広がっていてた
それにしても…
rm
まさか、外の世界はこんなに暑いなんて…
rm
fu
fu
rm
rm
rm
fu
fu
rm
rm
rm
国から、“ずっと列車を動かし続けろ”と命令されてから、外の世界と完全に遮断されてしまっていた
rm
と、お得意の悪冗談で皮肉を語る
まぁ、実際そうだし
fu
rm
fu
fu
rm
…ふうはやは、本気の目をしていた
rm
fu
fu
rm
俺は…
あの街に、何か思い残すことは…
同僚?いや、皆バスへ乗り移った
俺は一人だけ、国の操り人形だった
…未練、ねぇわ
生活なども全て国の監視下だったから、特に私物もない
rm
そう言うと、ふうはやは嬉しそうな表情に
fu
rm
fu
ま、こんな俺と列車なら、あの国なら見捨てるだろう
多分、俺はあの国の操り人形兼捨て駒だったんだから
それにしても…
rm
ふうはやは初対面なはずなのに、何故か懐かしさを感じる
rm
なんて、な
しばらく列車を走らせていると、海が見えてきた
その海は、宝石のようにキラキラと輝いていた
rm
fu
fu
外の世界は、綺麗だ
空や雲、花や葉、海…
全て、綺麗
ずっと、モノクロの世界に居たからか、その感動は大きかった
rm
俺らを逃避行列車は、最初の駅へと海沿いを走っていくのだった