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俺は、同じクラスで幼馴染の優馬に片思いしている。
優馬
すばる
優馬
すばる
優馬
女の子
優馬
すばる
優馬
女の子
俺は臆病だ
すばる
俺は花吐き病を患っている 花吐き病は片思いをしている人が発症する。花を吐くのだ。 原因も治療法も見つかっていない。 ただ片思いが終われば白銀の大きなゆりの花を吐いて完治する。 だけど俺はきっと死ぬまで治らない。
すばる
優馬
すばる
すばる
優馬
すばる
すばる
優馬
もう優しくしないでくれよ。 勘違いしてしまうから
優馬
すばる
優馬
すばる
お前が俺を好きになることはない。 わかってる。だって俺もお前も男だから。
すばる
すばる
すばる
すばる
優馬
すばる
すばる
優馬
優馬
すばる
優馬
優馬
すばる
違う、俺は、俺は、お前が好きなんだ。
優馬
俺は臆病だからお前にちゃんと好きだって言えない。 お前ためだとか思っても結局自分が傷つきたくないだけだ。
優馬
すばる
すばる
なんでお前がそんな顔するんだよ
優馬
すばる
優馬
優馬
すばる
優馬
すばる
優馬
すばる
ああ、やっと言えた
すばる
優馬
すばる
すばる
最後に出てきたのはあの忌々しい花なんかじゃない。 それは大きくとても美しいゆりだった。
優馬
その美しい花はまるで二人を祝福するようにきれいに咲いていた。
主
主
主