注意⚠︎ この作品はnmmn小説となっております。 苦手な方やこの言葉を知らない方はブラウザバックをお勧めします。 ご本人様とは一切関係ありません。検索避けのご協力よろしくお願いします。 ぬるっと終わります。
薄暗い部屋に、荒い息遣いが響く。
こぼれ落ちる涙が 寂しさ故の涙なのか、 しんどさ故の涙なのかすら分からない。
ただただ、思い通りにいかないことに絶望するだけ。
水
思考を巡らせれば巡らせるほど 溢れ出る液体は止まらない。
一晩中吐き続けた体に 動ける体力なんかが残っているわけが無く。 ぼーっと天井を見上げていれば、 控えめな音を立てながら開く扉。
ゆるりと視線だけを動かせば、 微かに驚いた顔をしたいふくんがいて。
青
困ったような顔。
あぁ、迷惑をかけているな、なんて思ってしまえば 歯止めが効かなくなって。
水
枕が湿っているのは、知らないふりをして。
既にバレているのに、 見られたくはないという気持ちが働いて 掛け布団を頭まで被る。
青
いつもと違う声。 優しく包み込んでくれるような、そんな感じ。 その優しさに縋りついてしまいそうだから。
水
青
だんだんとまとわりついてくる息苦しさに、 大きく息を吸う。
それを繰り返していれば、 こちらに近づいてくる足音がして。
青
布団の中まで見透かされたようなセリフに ドキリとする。
青
近づいてきていた足音が止まる。 無意識のうちに止めていた息を大きく吐き出せば、 ふっ、と軽く笑われた気配がして。
布団越しに伝わる温もりに身を委ねて そっと目を閉じた。
コメント
2件
めっちゃ好きです😭😭😭