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Yukki
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貴方の心の底
36
22
こんにちは
ほぼ一年ぶり…くらいに戻ってきたのですがテラーだいぶ変わってて驚愕です🤦♀
私の過去の作品も見直したのですが まあ結構酷いもんで…笑
成長しているのか一年前と一緒なのか分からないですが、また作品を書いてみようかなと思います
今度は🧲🏏のお話です ⚠地雷注意 暴力 依存監視嫉妬 性的描写あり(自衛推奨)
※一話にはありません※
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荘園の地下には、誰も近づきたがらない部屋がひとつあった
そこにいるのは、ガンジ・グプタ
普段の彼は、必要以上に誰かと話すこともない。試合でも単独で行動することが多く、他人に頼ることを嫌う
けれど、彼には誰にも知られたくない秘密があった
ーー操病。
症状が出ている間の記憶がほとんど残らない
気性が荒くなり、自分でも制御できない
だからガンジは自分から地下へ降りた
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症状が出る前、彼は医師であるエミリー・ダイアにだけ、そう言い残していた
誰かを傷つけるくらいなら、自分が孤独になる方がいい
そう思っていた
そんな彼のもとへ、毎日食事を運ぶ男がいた
ノートン・キャンベル
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最初は、それだけだった
食事を置いて、少し話して、帰る
それを毎日繰り返していた
けれど、ノートンには別の目的があった
ガンジを自分だけのものにしたい
だから荘園では、少しずつ噂を流した
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本当のことに、少しだけ嘘を混ぜる
それだけで十分だった 誰も地下へは足を踏み入れない
そして、その代わりにノートンだけが通い続けた
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ある日、ガンジがつぶやく
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ノートンは少し考えるフリをする
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その声に、ノートンはすぐ答えた
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ノートンは笑った
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ガンジは、その言葉を信じた
それからだった
ガンジが、ノートンを待つようになったのは
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時計を見ながら呟く
いつも来る時間をすぎても、ノートンは来ない
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さらに時間が経つ
そして、ようやく扉が開いた
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ガンジはほっと息を吐いた
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ノートンは笑いながら食事を置いた
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ノートンは少し黙った
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その答えに、ノートンは嬉しそうに目を細めた
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ノートンはガンジの前に座る
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ガンジは黙った
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普段あまり表情を変えないガンジが珍しく表情を曇らせている
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ノートンは優しく笑った
瞳の奥に何か大きな感情を隠して
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ノートンは、ゆっくりと言った
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ガンジの瞳が揺れる
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ガンジは小さく頷いた
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ノートンはそう答えた
その声は、とても優しかった
だからガンジは気づかない いや、気づけない
自分の周りから人が消えていったことも
誰も地下室へ来なくなった理由も
そしてーー
自分が「ノートンだけは離れないで」と願うようになった、その始まりが誰だったのかも
ノートンは、地下室の扉を閉めて 鍵をかける
そして誰にも聞こえない声で呟いた
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暗い地下室の中
ガンジは、その言葉を知らないまま眠っていた
ノートンの足音だけを、確かな安心として
コメント
1件
わあ…戻ってきてくれたんだね、ruganiさん🥀 この5ヶ月、ちゃんと作品と向き合ってたんだなって伝わってきたよ。 ノートンの「ガンジには俺だけいればいい」って言葉、優しさの裏にどろどろした執着が隠れてて…読んでて背筋がゾクゾクした。ガンジが無自覚に依存していく過程がすごく丁寧で、もう離れられなくなりそうな予感がたまらない。 続き、すごく気になる。この歪な関係がどう転んでいくのか、ちゃんと見届けたいな。