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異世界日常。3人組、旅に出る

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異世界日常。3人組、旅に出る

3 - 2話 救世主とお洋服

♥

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2023年08月28日

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リナ

あ、ああああの…

はい、現在私。陽キャに囲まれてます。何かわからないけど付き合えとのこと。いや初対面!!私あなた知らない!!

「なぁ!聞いてんのか?お前は俺の彼女なんだ」!!

リナ

いや、あの…私あなた知らないんですよ。

リナ

気持ちはありがたいですが断らせて頂きます。

「はぁ?!お前…SSの分際で…」!!

やばい。殴られる?!SSSクラスの人に手を出したらこっちが退学になる。それだけは避けたい。けど、これは…!! 結局先生に言われてあの人を誘おうとSSSクラスの階に来たはいいものの、着いた矢先これとは、勘弁してくれ…。

リナ

ッー!

殴られると確信し、身をかがめ受け身の体制をとったが数秒経っても痛みが走ってこない。何があったのかと目を開けると、私の前に誰か経っていた。 水色の長い髪、もしかして…。

「後輩に手を出すとは、飛んだ馬鹿者だね」

グル

さて、今なら見逃すよ?早く去った方がいいんじゃないか?

「お前は?SSSトップの…!!」

グル

んな事どうでもいいんだよ。

グル

早く散れ。目障りだ

最後の言葉に寒気が抑えきれず震えてしまう。とても落ち着いた人、だけど…すごく信用出来る。とても猫を被っていたことが丸わかりになってしまうような低音ボイスの脅し。女の人が出せるとは思えない声域。この人、ある意味すごいのでは…?

グル

…!あ、すまない。うちのが

グル

君は?

リナ

う、うちはリナ、デス…

グル

リナちゃんね。んで、ここまで来るってことは誰かお探し?

リナ

あ、はい。あの…ってうわ?!

先生から貰った写真を見せようとたった瞬間膝に力が入らずしゃがんでしまう。それと共に持っていた写真を落としてしまう。

グル

だ、大丈夫かい?!

グル

はい、これ君が持ってたしゃ、し…ん、。

グル

これは私じゃないか?!

リナ

あ、やっぱりそうですよね?!

グル

私に何か用かい?

リナ

あの、実は…

そしてあらかた説明をして経緯を話し、全て話し終えたところで少し考える素振りを見せる。でも行くか行かないかのことを考えているわけでは無さそうだ。

グル

わかった。行こう

グル

だけど一つだけ。

グル

明日出発なんだよね?

リナ

あ、はい

グル

わかった。じゃあ放課後ちょっと校門前に集まろうか

リナ

わ、わかりました。

そして話が終わると、じゃあね!と去っていった。 今日の放課後かぁ…。何するんだろう。そう思いながら私も教室に戻ることにした。

リナ

ライナ、うるさい

ライナ

な!?私のbeautifulな解説を聞かせてあげてるのに何よその言い草は!!

リナ

いやただの推し語りだろ

ライナ

あなたオタクを敵に回したわね。

リナ

いやまぁでもさ。うちは思うんだ

リナ

この状態から多分入りにくいよ。あの人

グル

やあ!すまないね。ちょっと呼び出されてて

リナ

いえ!

ライナ

それで、何をするのよ

リナ

ちょ、先輩なんだから!!

グル

へぇ、僕にタメ口かぁ…初めてだね

グル

いいね、君みたいな生意気な子嫌いじゃないよ

リナ

気に入られてる…?!

グル

じゃあ行こっか

リナ

洋服屋さん、ですか…?

グル

そ、まぁ旅に出るわけだし、ここ格好じゃさすがにね

ライナ

なるほどね

リナ

こ、これですか?!

ライナ

いいじゃない!

グル

うんうん、いい感じだね

グル

じゃあ明日はこれで来るように

ライナ

なんであんたが仕切ってんのよ

グル

年上だからね(ニコッ

ライナ

ムキーッ

リナ

ライナ…

グル

さて、生意気ちゃんは置いといてリナちゃん。

リナ

は、はい!

グル

少し僕とお茶しないかい?

ライナ

何リナ口説こうとしてんのよ

グル

別に何も無いさ

ライナ

ふーん?

リナ

あ、あのー2人とも?

リナ

とりあえずもう夜だから…ね?

グル

…そうだね、そろそろ帰ろうか

ライナ

そうね。

何とか収まった…。

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