目が覚めたら、病院にいた。
お母さん
みくっ!?
みく
お母さん?
みく
なんで、ここに?
お母さん
みく、あなたは、スマホをいじっていたトラックに轢かれそうだったのよ……。
お父さん
でもな…うう。
お父さん
みなちゃんが、みくを、守ったんだ。
お母さん
そのお陰で、、、みくは、、軽傷で済んだけど、、みなちゃんは…
お父さん
うわぁぁ
お母さん
お父さん、、落ち着いて。
お母さん
みなちゃんは、かなり致命傷よ。
お母さん
まだ小さいから、体がまだ未熟だったから……死にそうなの……
みく
……
私は、ただ。黙って泣いた。
ひたすらに、ひたすらに泣いた。
みな
み、、く
みく
ハァハァ……
みく
みなちゃん!!!
みな
みく、、、、、ちゃ
みな
ん
みく
あのね。ずっと言いたかった事があるの!
みな
な………に
みく
……
みなちゃんが、好き!恋愛として!
みな
……
みく
(引かれたんだよね。でも、これでいい。)
みく
私はね。女の子しか好きになれないんだ。
みく
今まで黙ってて、ごめんね。
みな
……
ポタ、ポタ
みな
……
私も……恋愛として。みくちゃんが……好きだ……よ。
みな
今までありがとう。
みな
また……来世で会おうね……。
みな
約束だよ……
みく
うん!!!
ピーーーーー
看護師
みなちゃん!!
看護師
私がもっと早く来ていれば……
医師
もう……みなちゃんは……ご臨終です。
みく
みなちゃんっ!!!!!!!!
みく
なんで……今、思い出したんだろう……もう。忘れたいのに……。
また。同じだったら。どうしよう。
みく
(みなちゃん。私が好きになった子は、他にもたくさん居たよ。。でもね。皆。私の事、嫌いになっちゃうの。でも、みなちゃんは違うよ。私と一緒。両思いだったね。)
みく
……
みく
みなちゃんの分まで、いっぱい生きるよ