第1話
変わらない日常
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気がついたら薄暗い空間にいた
さっきまで自分の部屋にいたのに
ここはどこだろうか
とても気味が悪い
だけど、ここを出たいとは思わなかった
何故なら…ここには誰も来ないから
ずっとここに居れば人に会わなくていい
今の俺にとっては素晴らしい空間だ
ここに居れば、同じ過ちを起こさない
とても最高の空間だ
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ゆあん
ゆあん
目を覚ますとベッドの上にいた
どうやら、あれは夢だったらしい
ゆあん
重たい瞼を擦りながら、俺は悲しそうに呟く
ゆあん
もう一度寝るため、俺は瞼を閉じようとする
ねこ
突然、猫の鳴き声と共におでこに痛みが走った
ゆあん
衝動的に目を開けた
すると、目の前には白い猫がいた
ゆあん
ゆあん
ゆき
おでこにパンチをした犯人は、飼い猫のゆきだった
ゆあん
目を細めて、俺はそう言った
ゆき
この反応的に一応手加減はしていたらしい
仕方ない、許してあげよう
ゆあん
ゆき
ゆあん
ゆき
…とは言ったが、次同じ事をやられても俺は許してしまうだろう
何故なら、ゆきが最後の居場所だからだ
たくさんの人裏切られ、人を信じることが出来なくなった俺の最後の居場所…
ゆきがいなくなったら、俺はゆきを信じれなくなってしまう
ゆき
ゆきが俺の周りをぐるぐる回る
ゆあん
ゆき
何かを欲しがるようにゆきは鳴く
ゆあん
ベッドから降り、ゆきのご飯を準備する
ゆき
ゆあん
ゆきのお皿にキャットフードをいれ、お皿をいつもの場所に置く
ゆあん
ゆき
ゆき
ゆきはいつも美味しそうにご飯を食べてくれる
本当に可愛いなぁ…
ゆき
ゆあん
そう言って窓をあける
ゆあん
換気をするため、いつもゆきがご飯を食べている間に窓を開ける
もう毎日の日課になっている
ゆき
ゆあん
お皿を見ると、とても綺麗に食べ尽くされていた
ゆあん
ゆき
ゆあん
ゆき
俺がそう言うと、ゆきは俺に飛びついてきた
ゆあん
俺は慌てて箱の中からチュールを出す
ゆあん
ゆき
ゆあん
ゆあん
\ピンポーン/
家のインターホンが鳴った
ゆあん
ゆあん
ゆあん
そう安心したその時…
<あれ?居ないのかな…?
窓の外から声が聞こえてきた
<でもさっき窓から声が聞こえたんだけどな…
<すみませーん!隣の家の者でーす!
ゆあん
<next♡100〜180
コメント
2件
続きが楽しみです!