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青が桃のベットに座る

ようし、観れるね

とか言って

さあさ早く観ましょうよ! とでも言わんばかりの顔をしていた

頭を抱える桃

ほ、ほんき?

しかも俺の部屋で?

そういう桃に対し、 青はキョトンとして

問題あるの?
テレビあるし丁度良くない?

と、断言

い、いや、でもさ…

(俺の理性が
 持たないっていうか…)

そんな桃をみて、青は悲しそうに言った

そんなに僕と映画観るの嫌?

…嫌だったら、やめる、けど

嫌っていうかさ…

ち、ちなみに何観るの?

ホラー映画

桃くんいるときじゃないと
怖くて観れないんだよね

終わった と思った桃

なぜなら抱きついてくるから

付き合う前は、 理性がぶっ飛びそうなところを なんとか我慢していたのだが…

今はもう付き合っている

そういうことは してもいいと思ってしまう

(…だから
 ダメなんだけどなぁ)

桃は考えた

(青に悲しい思いは
 させたくない  )

(我慢するのは、
 俺だけでいいんだ)

そして、答えを出した

いいよ

俺がいないと、
観れないんだもんな

うしっ

ホラー映画、観よっか!

青はそれを聞くと

ほんと?うれしい

満面の笑みを浮かべた

まるで、ひまわりのように

んー、ホラー映画…

あ、これでいい?

桃が取り出したのは 青が何度見てもなれない映画

The・HORROR

うっ、うん

桃くんがいるから、大丈夫

(まぁた可愛いこと
 言ってるよ…   )

映画を観始めた

最初は怖くないのだが…

うわっ

この人死んじゃうもんね…

かわいそうに…

かと言って同情する程でもない

映画はさらに進み

問題の怖いシーン

も、もう少しで来るよね…

絶対に、来るよね…

ぎゅっ

青が袖を掴んできた

(頑張れ俺!)

(耐えるんだ俺!)

…桃くん…?

ある意味震えている桃に青が声をかけた

桃くんも震えてるよ…?

もしかして、怖いの?

えっ?

ギィィヤアアア!!

映画で一番怖いシーンが出た

っ!!?

ぎゅっ

えっ!?

青が桃にハグした

まるで、子供をなだめる親のように…

(なに?
 なになになに!?)

いつもと違う展開に驚く桃

だ、だいじょうぶ…!

怖くないよ…!

僕が

僕が守ってあげる…!

ずっきゅーん

桃は見事撃ち抜かれた

ううぅううぅぅ

あ、青っ

大丈夫だよ

怖くないから

俺がいるから

ほら、ね?

桃はそっと

力を込めた

次回 こ、これくらいは…(仮) で、お会いしましょう

ホットコーヒーでも淹れようか

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