謙杜side
僕の毎日は平凡だ”った”
彼女があらわれるまでは
彼女が現れてから僕は無性に胸がドキドキしている
同じ空間にいなくても考えていない時ないんじゃないか
美咲
謙杜くん
謙杜
な、なに?どうしたんですか?
僕は緊張してしまう
年上の女の子を好きになったのは初めてだ
美咲
ううん、ボーッとしてたからどうしたのかなって思って
謙杜
あ、ごめん、色々考え事してて…
美咲
考え事?
謙杜
うん、まぁ
美咲
謙杜くん可愛い顔してるね
謙杜
え、あ、ありがと…
謙杜
でも、美咲ちゃんも可愛い…ですよ
美咲
え?ほんと?ありがとう😊
ドキッとしたことはないしょね?
でも可愛いよりかっこいいがいいな…
特に好きな子からはそう思われたい
そう思うのって普通だよね…?
謙杜
美咲ちゃん、明日お出かけしませんか
美咲
え?いーよ、どこ行く?
謙杜
ショッピングモールに行きたい…
美咲
いーよ、行こ
美咲
あ、でも…敬語やめてくれたら行ったあげる
謙杜
わかった
謙杜
じゃあ約束ね
美咲
うん、約束
次の日
謙杜
美咲ちゃん!おはよ
美咲
おはよ!謙杜くん、どこから行く?
謙杜
服屋さん!
美咲
いーよ
…やっぱり慣れないな
女の子と2人でお出かけなんて
美咲
この服かわいいー
謙杜
ほんとだ、似合いそうだね
美咲
そう?こんなかわいい服、私に似合うかなー?
謙杜
試着してみればいいじゃん
美咲
そーだね、店員さん…あ、いた!
美咲
すいませーん!
かわいいな、美咲ちゃん
ずっと見ていたいよ笑
美咲
ど、どう?//似合ってるかな?
謙杜
すごい…似合ってる、大人っぽい…
美咲
ほんと?じゃあ買っちゃおっかな
謙杜
あ、じゃあ待ってて
謙杜
すいませーん!これ、お願いします
美咲
え?
謙杜
はい、これプレゼント
美咲
いーの?
謙杜
うん、似合ってたし今日一緒に来てくれたから!
美咲
ありがとう!なんかお礼しないとね
謙杜
いーのいーの、僕が渡したかっただけだから
喜んでくれた、よかった
美咲
なんか、謙杜くんって彼女に尽くしそうなタイプだよね
謙杜
そーかなー?
美咲
うん、こんな彼氏だったら楽しいんだろうな笑
謙杜
じゃあ、僕と付き合ってみる?
美咲
へ?
謙杜
あ、ご、ごめん…なんでもない、さ、他のところいこ!
美咲
いーよ、付き合ってみる
謙杜
え…
美咲
好きな人とかできたことないからこの感情が好きなのかわかんないけど…
美咲
好きなのかもしれないから
謙杜
ほんと!?
美咲
うん
謙杜
ありがとう、僕は好きだから美咲ちゃんの気持ちが本当だってこと証明してみせるよ
美咲
う、うん…
僕の予定のなかった告白は無事に成功?しました
でも、ここからが大変なんだろうな
でも、美咲ちゃんの笑顔を独り占めできるのは僕だけ…
俺だけだから







