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お願いです続き下さい😭😭😭
最高です!! この後の何されたら気になる…
中原(吸血鬼)×太宰(人間) の中太2です。 太がモブに血吸われる話 若干のモブ太要素を含みます。メインは中太です もうメインストーリーは1話で終わってる心算なので此処からは短編になります。(唯面倒臭いだけです) でも進展とかはちゃんとさせる予定です
太宰治
中原中也
太宰治
彼が家に住み着いてから数日。 家事もしてくれてお金も多少だけどくれて、中々に充実した日々を送っている。 問題は…彼が私の血を吸った時私が快感を拾って仕舞う事。
毎日血を吸われて快感を拾って、しかも快楽が中途半端だから一人で性処理して…
そんな事を繰り返している内に、なんだか最近吸血行為の時の快感が強烈になって来た気がするのだ。
この儘だと吸血鬼行為だけで達して仕舞いそうな、そんな嫌な予感がする。
太宰治
頭を冷やしたい。何時も優秀なこの頭があの男の事だけで焦りを感じて狂わされているのが凄く気に食わないし、この気持ちの儘今日も吸われたら本当に達して仕舞いそうだ。
どうすれば…
太宰治
結局、如何したら善いか分からない儘帰る時間になって仕舞った。
太宰治
今日は遅めに帰ろう…
太宰治
「おい」
太宰治
「お前人間だよな?」
太宰治
「俺に血吸わせてくんね?」
太宰治
太宰治
「あー、バレねぇって。信号が行くって言っても誰に何処でとかは分かんねぇだろ?」
「大丈夫大丈夫。痛くしないから」
太宰治
まぁ、これで痛みを感じれば…少しは頭が冷えるかな
太宰治
中原中也
中原中也
何の前触れも無く襲い来る不快感
怒り、悲しみ、……嫉妬?に似た感覚…
これは、真逆。
中原中也
太宰治
痛い、痛い、痛い…痛い
長い、苦しい…頭が、回らない…
太宰治
いたい、もう嫌だ…辞めたい、助け
グシャッ
太宰治
目の前に、肉塊。
何が起こった…先刻迄私の血を吸っていた男が、居ない。否、居るには居るが…
ぐちゃぐちゃに潰れている 其れはもう、原型を留めて居ない
中原中也
…あ
太宰治
怒ってる。
今の彼は殺意に溢れている。危険だ
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
怖い、彼が怖い
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
中原中也
怖い。嫌な予感がする
太宰治
中原中也
太宰治
急に腰を抱えられて驚く。 何だか彼が怒っているのか、悲しんでいるのか分からない
中原中也
中原中也
中也がソファを指差して云う。 今の彼に逆らったらいけない気がして、私は直ぐに彼の言う事を聞いた
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
浮気…ウワキ?如何云う事だろう。 別に私達は付き合ってないのに、如何してそんな表現をするの?
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
中原中也
彼の視線に射抜かれる。 何時もは其の瞳が透き通って、海色に輝いて見えていたのに、今私を見ている彼の瞳は、濁っていて、光を反射しない。
何処迄も…黒い。
矢っ張り、怖い 何時もの優しくて憎たらしい彼は、何処に行って仕舞ったのだろう
…こんなに容易く私が恐怖を覚えるなんて可笑しい。 彼には沢山殺意の籠った視線を向けられたが、怯む事なんて無かったのに
パートナー以外に血を吸われるのを身体が拒絶して、嫌悪感が襲って来て…私の精神は相当弱って居るのだろうか
中原中也
抱き締められる 甘くて優しいのに、力強い。離れさせてくれない…安心するけど、少しだけ 彼の頭が丁度私の首元に有って、血を吸われそうで怖い
中原中也
何処か苦しそうな彼の声。 嗚呼、本当は吸いたくて仕方無いのだろう。なんせ大好きなご飯が目の前に有る
この状態なら何時でも、簡単に吸える。
怖い…
中原中也
太宰治
何秒…否、何分経っただろう。
ずっと此の状態で互いに動かず声も出さない
彼が私の血を吸う気配は無い。
太宰治
頭が、回らない。 貧血症状はもう収まった筈だけど…
うーん…身体が暖かい… ハグしているから其れは当然かもしれないけど…外部から感じる暖かさじゃなくて、こう、内側からじんわり暖まっていくというか…
中原中也
太宰治
それでも、彼はまだ此の状態から動く気は無い様だ
でも、其れに安心している自分が居る。 善く分からないが、彼が離れたら、私を捨てて仕舞いそうで
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
中原中也
中原中也
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
中也の指が首に付いた歯型を優しくなぞる。変な感じがしてどうしても息が上がって仕舞う。
グッ
太宰治
契約によって痛覚を感じ無くなってはいるが、それはあくまで吸血行為での話
傷口に歯を立てられるのは中々に痛い。
立派な牙が深く迄刺さって 此の儘、噛みちぎられて仕舞いそう…
太宰治
私の声を聞いた彼が背中を摩ってくれる。優しい手つきに少しだけ安心した
中原中也
太宰治
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
ギュ
焦る様に素早く抱き締められる。 彼の温もりを感じる
太宰治
太宰治
中原中也
太宰治
太宰治
暖かくて…心地良い 急に眠気が襲って来て、ゆっくり目を閉じる。
中原中也
中也の声の後ふに、と何か柔らかい物が唇に触れた気がしたけれど、其れが何かは考え無い事にした。
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
太宰治
ポスッ
太宰治
中原中也
ガブッ。
え
太宰治
太宰治
吸われている。血を
完全に油断していた、そうだ彼は昨日一度も血を吸っていない。 さぞ空腹だったろう
太宰治
太宰治
腰が無意識にビクリと動いて、頭が回らなくなる
快感に溺れて仕舞う怖さはあるけれど
矢っ張り、君にしか吸わせれないな
中原中也
中原中也
太宰治
中原中也
中也は血を一気に吸いすぎた時、まるで酒に酔ったかの様に語彙が少なくなり、其れに少しだけ頬が赤くなる。
そんな姿には少しだけ可愛い、なんて思って仕舞ったり。
太宰治
中原中也
太宰治
中原中也
中原中也
中原中也
太宰治
嫌な予感がする、此は拙い、逃げないと
中原中也
中原中也
其の台詞を聞いた途端直ぐ様ソファから降りて逃げようとする。が
中原中也
腕を掴まれて、こうなって仕舞えばもう彼からは逃げられない
太宰治
中原中也
中原中也
中原中也
終われ