注射跡
気付いたら朝になってた
たった8時間前にバーにいたんだって
実感湧かなくて
私はぼーっとしてた
レンカ
そのうちみんな戻ってきて
ラン
リンドウ
ハルチヨ
血だらけだった
レンカ
ラン
リンドウ
ハルチヨ
ハルチヨ
レンカ
ハルチヨ
たくさんの銃声
それに気付いたら倒れてる人
レンカ
レンカ
レンカ
息が回らなかった
ああわたしみんなのこと
殺しちゃったの…??
ラン
ラン
リンドウ
ハルチヨ
苦しくて
殺してしまったんだわたしは
アカシ
アカシという人は何かを言ってた
そんな気にする余裕なくって
レンカ
ちくっとした
ちょっといたくて
私はそれから記憶がなかった
目を覚ましたのは恐らく夜だった
レンカ
暗い部屋
レンカ
起き上がろうとしたんだ
マンジロウ
横にはマイキーがいてマイキーは背後から私を抱き寄せたの
レンカ
マンジロウ
入れ墨辺りをすりすりしてた
マンジロウ
マンジロウ
レンカ
すこしいたくて
マンジロウ
そういいマイキーは私の顔をひきよせた
レンカ
その直後頭にいたみがはしる
レンカ
ずきずきしてた
マンジロウ
頭を抑える私にマイキーはいったの
マンジロウ
レンカ
まだ
少し引っかかった言葉だった
マイキーはどこかにいってしまった
どこかに行くと思えば戻ってきて
水をくれた
マンジロウ
レンカ
貰おうとした
その貰おうとした手が痺れてて
手に力が入らなかった
レンカ
マンジロウ
マンジロウ
何かを察したかのようにマイキーは
マンジロウ
その水を飲み干した
そして私にゆっくりと近寄り
口移しで飲ませられた
レンカ
マイキーは私の事じっと見てて何食わぬ顔してた
マンジロウ
レンカ
マンジロウ
マイキーは少し笑みを浮かべ私の事なでてくれた
懐かしいなあ