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ーー1章 檻の夢ーー
リズ
はぁ、はぁ、
黒い人型
キィィン。チリリ
金属を叩いたり擦り合わせたような不快な音がする
リズ
もう近くまで...!
黒い人型
チリリリ
リズ
(いつまで走れば...)
周りもよく見えない暗い森の中を少女は走り続ける
音と感覚、勘だけで逃げ続ける
黒い人型
チン
リズ
...!
周りこまれた...
周りこまれた...
黒い人型
キンチリリ
リズ
(姿は見えないけど...確実に近づいてきてる...!)
足音が少女の2mほどに近づいた時
森全体を照らすように強烈な光が横から差し込まれる
黒い人型
...!キィィ!
木を次々と薙ぎ倒すような音が凄い勢いで近づいてくる。それと同時に光も強くなる。
列車
プシュウ
列車
ご乗車の方はザザッ
アブナ◼️ザッ
危ないですので、-----
下がってください。
アブナ◼️ザッ
危ないですので、-----
下がってください。
ノイズ混じりの無機質なアナウンスが流れ、白と黒だけで構成させられた 電車がの目の前で停車する
リズ
(列車?)
リズ
(なんでこんなところに...
線路もないのに...)
線路もないのに...)
リズ
(!)
黒い人型
キィィ
黒い人型は開いた扉に吸い込まれるように乗車する。
リズ
(あの電車に乗ったらダメだ。)
少女は本能でそれを理解した
リズ
え?