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あの日の空白。

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あの日の空白。

3 - TRUE END(まだ続きます)

♥

201

2023年06月26日

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どうも!りんです!

第3話です!

では、どうぞ!

時は、少し前に遡る...

......花京院。俺は...

承太郎

..お前の言う通りだ。俺はお前に恋した。

承太郎

今も......昔も、ずっと好きだ。...だが、そっち側にはいけない。

承太郎

俺には、待ってる娘や妻.......じじいもいるしな。

花京院

...!?で、でも!僕のことが好きなら、こっちで一緒に暮らそうじゃないか!

承太郎

...あぁ、できれば俺だってそうしたい。

もっとお前と...一緒に居たかった。

〜回想〜

旅の頃

花京院

...なぁ、承太郎。

承太郎

どうした、花京院。

ポルナレフ

ーーー!ーー?

アヴドゥル

?ーー、ーー

ジョセフ

ーー!、、ー!?

承太郎

......

花京院

...この旅が終わったら、何をしたい?

承太郎

、何をしたい...?

花京院

どこへ行きたい、とか、簡単なことさ、難しく考えなくていいよ!

承太郎

......お前と、学校に行きてぇ。

花京院

..........

花京院

...え?

花京院

いや、そんな、ことは当然だろう?

花京院

同じ学校なのだから...

...こんな生きて帰れるかもわからねぇ旅。

普通の生活なら当然のことでも、できるかわからねぇんだ。

承太郎

...そうだな。

ポルナレフ

おい!さっきから二人で何喋ってんだよ!

花京院

君には関係ない、おとなしくアヴドゥルさんとジョースターさんと喋っててくれ。

ポルナレフ

はぁ!?そんないい方ねぇだろ!ほんとお前俺には冷てぇよな!!

花京院

ーーー?ーー!

ポルナレフ

...!!!ーー!!

承太郎

.........

...このまま続けば良かった。

〜旅の途中のホテル〜

花京院と承太郎同室

承太郎

......

眠れねぇ...

承太郎

......花京院ボソッ)

綺麗に輝く赤毛の髪。

長い睫毛。

アメジスト色の瞳。

気づけば全てが好きになっていた。

人生初めての恋。

まさか男だとは思ってなかったが、そんなこと別にどうでもいい。

承太郎

...綺麗だ。ボソッ

俺よりも。

周りの喚く女達は、俺のことをカッコいいだのイケメンだの言うが、

俺からすると花京院の方が何倍もカッコいい。

綺麗で繊細で。見惚れてしまうほど。

花京院

......ん、承太郎?

承太郎

...!起こしたか?

花京院

...いや、大丈夫。...眠れないのかい?

承太郎

まぁ、そんなところだ。

花京院

ふふっ、珍しいね。

花京院

...なぁ、承太郎。

承太郎

...なんだ?

花京院

前に、この旅が終わったら、何をしたいか、聞いたのを覚えているかい?

承太郎

あぁ。

花京院

...僕はね、

君と、デートしたい。

承太郎

...デ...!?

花京院

アッハハ、承太郎ってば、驚くこともあるんだねw

花京院

デート、というか、散歩さ。きみとただただたわいないことを話しながら、一緒に並んで歩きたい。

承太郎

そう、か。

花京院

...男にこんなこと言われるなんて、気持ち悪いと思ったかい?

承太郎

...いや、...別に。

承太郎

ただ、少し...がっかりしているだけだ。

花京院

...?がっかり...?

花京院

...!!!君、もしかして、、

花京院

僕と...本当にデートしたかt(((

承太郎

...っ、それ以上、言うな...///

花京院

...ハハッ、冗談で言ったつもりだったが...本当にするようになるとは、

承太郎

...ッ///

花京院

...君も、僕と同じ気持ちなんだね。

承太郎

......ん。///

花京院

...じゃあ、冗談抜きで、この旅が終わったらデート行こうね。

承太郎

あぁ...

花京院

そろそろ寝よう。おやすみ、ベイビー。

チュ(おでこ)

承太郎

...〜〜〜!?///

承太郎

...か、かきょ...ぅいん...///

クソッ!///やられた...

そんな時も束の間。

〜あの時計塔(だと思ってください)〜

半径20m!!エメラルドスプラッシュを!!!

そんな声が、聞こえた気がした。

駆けつけた時にはもう...遅かった。

すぐ目の前にはじじいが居て、必死にDIOのスタンドの能力を伝えている。

...花京院の仇は、俺が取る。

気づいた時にはもう、夜明けだった。

承太郎

DIOは死んだ...

ジョセフ

...失ったものが大きすぎる。

アヴドゥル、イギー、

...ッ花京院...

承太郎

...終わったよ...

〜回想終わり〜

承太郎

...ッ、

花京院

じゃ...じゃあ!

承太郎

俺は、...知っている。ここは現実ではない。夢の中だ。

花京院

ッ!!

花京院

い、いや...まて!!こっち側にくれば、ほかの死んだ仲間にも会えるんだぞ!!

花京院

会いたいだろ...?アヴドゥルやイギーに...!!

承太郎

...そりゃあ、な。

承太郎

...さっきも言ったが、俺には妻も娘もいる。じじいも。そんな簡単に、あの世にはいけない。

承太郎

...それ以前に...

お前、本物の花京院じゃねぇだろ。

???

...ハッハハ、バレちゃったか。

???

さすがに恋人の違いはわかっちゃうかぁ、

???

ガンバって、カくしトオセたとオモッタんだけどナー。

ケッ!役立たずめ!

承太郎

ッ!誰だ!

一人もろくにこっちに連れて来られないのかい!バカが!

アンタには消えてもらうよ。

???

ヒッ、ソレだケハ!

じゃあね。

スッーっと風が切り抜けるような音。

もうそこに、花京院の見た目をした人間は消えていた。

さぁ、アンタ。

承太郎

なんだ...

アンタがどうしてここに連れてこられたと思う?

承太郎

さぁな。そんな質問に答えているほど、俺に暇はねぇ。

ツレないねぇ。これくらいいいだろう。

しょうがないから答えを言ってやろう。

それは、アンタが今、現実の方で死にそうだからだ。

承太郎

なっ...!!

承太郎

俺は、ただフラッとして、頭をぶつけそうになっただけで...!

人間ってものは意外と脆いものさ。それに、アンタ仕事尽くめで休んでなかったから、衰弱してたんだよ。

で、どうする?今アンタには二つの選択肢がある。

承太郎

二つ...、それはなんだ。

一つ。このままアンタもあの世へ逝く。

二つ。...私と戦って勝つ。

承太郎

な、...!戦う...だと、

承太郎

...まぁ、答えは一つだ。

承太郎

だが、教えてほしいことがある。

なんだ?

承太郎

テメェをぶちのめしたら、俺はどうなる?

...元の世界に返してあげるよ。 ...でも、それだけじゃ面白くないだろう?

承太郎

何をする気だ...

アンタが私に勝ったら...

花京院も、アンタと一緒にそっちの世界に返してやろう。

承太郎

な.......!?

なかなか面白くなってきただろう?

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

旅の回想とか泣ける、、😭 リンさん天才ですね、、! 寝る前のオデコはもう尊(((かったです!花京院の目の色の表し方好きです。! さ、最後の持ってき方すごいですね?!尊敬しかない、、ッ 承太郎頑張ってくれ!

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