/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
れあ
れあ
大事な記念日
れあ
れあ
寝室 (この連載で初めての公開！2人の寝室！)
ｶﾞﾁｬ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
If
ないこ
数時間後 (早いなw)
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
夜中の1時半過ぎ さっき一瞬お腹が痛くなった気がして目が覚めた
ないこ
でもまだ陣痛が来たって確証は無かったから､ まだ作業をしてるであろうまろは呼ばんようにした
ないこ
病院から教えてもらった呼吸を試してみた でも
ないこ
いくら病院から教えてもらった呼吸を試してみてもお腹の痛みが消える訳無かった｡ それに何となく､お腹の痛みが少しずつ強くなってる気がした｡ 俺はこれは絶対陣痛だと確証を持った｡ そして､やっぱまろに伝えよう､呼ぼうと起き上がろうとした｡ でも
ないこ
この時既に起き上がるのが辛いくらいに痛みが増してきていた｡ 電話でまろを呼ぼうと思ったけど､まろのスマホは俺の横に置かれていた｡
ないこ
弱く､不安で震えた小さい声で俺は愛する人の名を呼んだ｡ したら､
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ
廊下から慌ただしい足音が聞こえた
If
あの小さい声で… まろは俺の異変に気付き､作業を中断して､俺の元へと駆け付けてきてくれた｡
If
ないこ
するとまろは俺の頭を優しい手つきで撫でてくれた
If
そう言って俺の横からスマホを取り､ 今の陣痛の間隔を測ってくれた
ないこ
ないこ
ないこ
If
If
ないこ
まろが電話をかけると､こんな深夜にも関わらず､電話に出た｡ そしてまろは､持ち前の頭の柔らかさ､頭の回転の速さを使いテキパキと状況を伝えていく
If
ないこ
If
ないこ
そしてすぐ準備を済ませ､病院へと向かう 普段は面倒くさがり､怠惰なまろだけど､今日は1分､2分程で全部の準備を済ませてた
病院
ないこ
あの後病院へ行き､すぐにこの部屋へと案内された｡ 俺は今､ベットの上で丸まって､ベットの柵を握りながら痛みに耐えている｡ さっきより確実に間隔は短くなっている｡ まろは会社やメンバーへの報告メールで忙しく､ずっと傍には居れないけど､でも俺の声が聞こえると駆け付けてきて､腰をさすってくれたり､頭を撫でたりしてくれる｡
If
ないこ
ｺﾝｺﾝ
するとドアをノックする音が聞こえた まろが見に行くと見知った先生が立っていた まろが連れて来てくれた
せんせぇ⤴い
先生の焦っていない､優しい口調に俺のどこか焦った心がほぐれていく
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
そう喝を入れられ､まろの背中がどこか頼もしくなった
せんせぇ⤴い
ないこ
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
先生はそういうとないこの下を脱がせて､足を開かせた
ないこ
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
俺はないこの手を握った｡ そのないこの手はふるふると震えていた
せんせぇ⤴い
先生の手が､ないこの中に入った ないこはあまりの痛みに俺の手をすっげぇ強く握ってきた
ないこ
ないこ
ないこの白く､細長い足があまりの痛みから逃げようと動く｡ でも先生と俺の手によって抑えられてしまう
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
ないこ
If
こんな取り乱すないこは初めてで､ 手を握る俺もまるで俺自身も痛みを感じているかのように表情か歪む
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
ないこは内診が終わると､ぐったりと力を抜いた 俺はないこの汗を拭いてあげる
If
ないこ
ないこ
今の今まで話せていたのに､ 次の波が来ることを察したのかないこは目を伏せて､俺の手を握る
ないこ
せんせぇ⤴い
ないこ
そう陣痛中に名前を呼ばれ､ 俺は驚きながらも「何や？」と耳を傾ける
ないこ
先生もおることから少し躊躇ったが､ 寝っ転がった体勢のないこの上半身に覆い被さるように抱きしめた｡ するとないこは､苦しそうに､でも嬉しそうに笑った
ないこ
ないこ
その時､突然唸ったかと思ったら､ バシャッとないこの中から水が飛び出してきた
ないこ
せんせぇ⤴い
その待ち望んだ言葉に俺の心には喜びと､ これ以上痛くなるのかという恐怖と不安でいっぱいになった
If
ないこ
するとその気持ちを読んだかのように､ まろは俺の額にチュッと可愛い音の口付けを落としてきた
If
そういうまろの耳や顔は真っ赤w もう体力をかなり使い果たした俺でもくすって笑ってしまった
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
そういうと先生は息を吐いて､吸って､止めて見せた
ないこ
ないこ
最初は上手く出来ずに息が抜けてしまう でも何度かすると上手く止められるようになっていた
せんせぇ⤴い
その言葉に身構えるが､ まろが手を握ってくれてるおかげで頑張れる気がして､俺は乱れた息を整えた
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
If
そう俺はないこに言い聞かせた そして俺自身の弱い心にもそう言い聞かせた ‘’ないこは大丈夫や‘’と
せんせぇ⤴い
全開､ということは もう双子がいつ降りてきてもおかしくない､ということ こんなに細いないこの骨盤がそんなに開いとるんや…痛いやろうな､辛いやろうなと俺は眉間にしわを寄せた
ないこ
そして俺は先生に､もう痛みが引くことは無いと教えてもらった
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
せんせぇ⤴い
ないこは片手は俺の手､もう片方で枕を力いっぱい握って息んだ 俺は折れるんやないかってくらいの強い力で俺の手を握ってくるないこの力に驚きながらもないこの頭を撫でてあげる
ないこ
噛んでいる下唇から血が滲む 早く会いたい…早く君達を抱きたい…早く､早く､早く…と思いを乗せて息んだ
ないこ
ないこは1度息むのを辞めるとぐったりと脱力する｡ 苦しそうに上下するないこの胸 それはないこの体力がもう限界に近づいてることを表してるものやった
If
俺はないこの体力が限界なのを感じて､ ‘’もうすぐ‘’と声をかけた｡ すると､
ないこ
意識が朦朧とする中返事を返してくれた
せんせぇ⤴い
ないこ
コクコクと頷くないこ 声も出せない程､ないこの体力には限界が来てた 俺はないこに水を飲ませた後､タオルを口にくわえさせる｡噛んで口とか唇を怪我しないようにや
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
ないこ
If
俺が見ても分かるくらい､ないこは息むのが上手くなっとった
せんせぇ⤴い
ないこ
痛みで息をするのがやっとなんやろう 上手く声は届いてへん 俺はそれが分かっとっても､「もうすぐや」とか「上手い」やとか声をかけ続ける
ないこ
ないこ
ないこが今までで一番強く息んだ時､ またバシャッと音が聞こえて､水と共に何かが出た
ないこ
その初めての感覚にないこは声を上げる
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
ふにゃ…ふにゃあ､っ！んにゃぁ､っ！
部屋の中に愛らしい､とても元気な泣き声が響いた
せんせぇ⤴い
先生は1人目の子をタオルで綺麗にした後､どっかの部屋へ連れて行った
ないこ
If
ないこ
ないこ
If
するとないこは点滴の打たれてる方の手で俺に手を伸ばしてきた
ないこ
ないこ
If
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
If
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
ないこ
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
If
ないこ
ないこ
ないこ
If
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
今まで､出来るだけ声を抑えて息んでたないこやったけど､ここに来てあまりの痛みに耐えきれず､泣き叫んだ｡ 俺は､何も出来ない俺自身に腹が立って､ないこに「ごめんな」と心の中で謝った
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこが力強く息むと､ バシャッと音が聞こえて､水と共に頭が出た
ないこ
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
ふぇ､ぅ…ふにゃあ､っ！んにゃあぁ､っ！
If
そしてまた､元気な愛らしい泣き声が部屋の中に響き渡った
せんせぇ⤴い
そして､先生は1人目と同様､タオルで綺麗に拭いたあと､どこかの部屋へ連れて行った
ないこ
If
ないこ
ないこ
If
ないこ
まだ苦しそうに上下するないこの胸､そして普段は張りのある元気な声も今は微かに掠れてるないこの声｡ それら全てにないこの頑張りがどれ程のものだったかを物語ってた
If
せんせぇ⤴い
If
2人で話してたら先生が帰ってきた｡ そんな先生の両腕から大事そうに抱かれてる2つのタオルケットが見えた
ないこ
せんせぇ⤴い
せんせぇ⤴い
ないこ
ないこ
？？
？？
If
ないこ
If
If
ないこ
If
？？
？？
If
ないこ
ないこ
If
ないこ
If
？？
If
産まれたばっかの女の子の手の平に俺の指を1本おいたら､意外と強い力で俺の指を握ってきた すると､「あぁ､ほんとに俺の前におるんや」って実感が湧いてくる
If
？？
If
ないこ
ないこ
？？
ないこ
ないこ
？？
ないこ
？？
ないこ
？？
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
ないこ
If
If
ないこ
初めて我が子をこの腕に抱いた時の感動はきっと一生忘れんやろう 軽くて､小さくて､細くて､暖かい､安心出来る生きてる人間の暖かさ… 軽い…けども重い…命の重さ 小さくて､儚くて…何より俺達の元へとやって来てくれた尊い命｡ この子達が10ヶ月､ないこの腹で育ち､産まれてきてくれた｡ これが命の神秘なんやと思った
If
ないこ
？？
ないこ
If
？？
If
ないこ
If
？？
If
？？
If
If
ないこ
俺は再度命の神秘さを感じ､ ベットで横になってるないこの頭を撫で､改めてこんな尊い命を2つもこの世に産んでくれたないこに「ありがとう」と感謝を伝えた｡ そして今日､この日「12月5日」は俺達にとって､‘’大事な記念日‘’となった
If
ないこ
れあ
れあ
れあ
れあ
ご報告
れあ
れあ
れあ
コメント
18件
名前楽しみ…✨️
ぶわぁっはぁぁぁっ⤴︎⤴︎⤴︎ やばいやばいやばいやばい！！ ご飯作って？食べて？ほんでスマホ見たら？通知がきて？ぬいぐるみ潰して？神作で？発狂して？？ (↑？はいらんやろ) 痛がってる推し可愛すぎだろおいおいおいおい(？) マジで好きなんだが！！！ 忙しいのに投稿ありがとね！！！ 相変わらずらぶでした！！！
通知来た瞬間飛んできましたぁ☆ おめでとぉ〜じゃん!! かわよすぎないか？((o(｡･ω･｡)o)) 綺麗に遺伝子受け継いでるねぇ〜 💙くんw反応が面白いw
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ