悟
よし…っと…じゃあ瑞希!
瑞希
え…何その格好…
悟
ん?あー、だって僕
学校の教師だからねー
学校の教師だからねー
瑞希
え…こんな怪しい人が …
教師…?世も末って
やつかな…
教師…?世も末って
やつかな…
悟
君、ほんとに小一?
昔の恵を思い出すなぁ…
昔の恵を思い出すなぁ…
悟
それより!高専の方
行こうか!
行こうか!
悠二
え!?高専行くの?
恵
瑞希を連れてですか…?
瑞希
…?こうせんって…?
悟
呪術を習う専門の高校
のことだよ!
のことだよ!
悠二
てか危なくない?
悟
大丈夫でしょ、それに
結局は学長の許可が
降りなきゃダメな訳だし…
結局は学長の許可が
降りなきゃダメな訳だし…
悟
僕は、六眼でわかる
からいいけどさ…証明
しなきゃ…ここにいる意味
ないって言われちゃうからね
からいいけどさ…証明
しなきゃ…ここにいる意味
ないって言われちゃうからね
瑞希
何の…?
悠二
でも、大丈夫!瑞希が
安心して暮らせるように
するからな!
安心して暮らせるように
するからな!
恵
まず、瑞希を守る
ことを第一に考えるか
ことを第一に考えるか
悟
そうだね〜、じゃ
行こう!
行こう!
瑞希
(不安だなー…)
悟
学長ー!
夜蛾「悟!どうした」
悟
将来有望な術師を
拾ってきました〜
拾ってきました〜
ヒョコ…
瑞希
どうも……
夜蛾「この、小さいのが将来有望 な術師になれると言いたいのか?」
悟
はい、なれますよ。
悟
六眼ではないですけど…
特殊な眼を持ち合わせて
います。
特殊な眼を持ち合わせて
います。
夜蛾「特殊な眼…」
瑞希
本当に…それほどのもの
じゃないですよ……
変なものが見えるって
いうくらいです…
じゃないですよ……
変なものが見えるって
いうくらいです…
夜蛾「お前は、何故ここに来た」
瑞希
え…?何故って…
夜蛾「術師には、悔いのない死などない。そんな世界にお前は踏み入れようとしている…」
瑞希
そんなの…わかんないよ…
ボクだって…急に術師認定
されてここに行くぞなんて
言われてそんなの…
こんなボクに…分かる訳ない…
ボクだって…急に術師認定
されてここに行くぞなんて
言われてそんなの…
こんなボクに…分かる訳ない…
瑞希
(そんなの分かんないよ!!)
ゴゴゴ…!
悟
…?
夜蛾「なんだこの音は…?」
Amia
はぁ…ようやくボクの
出番だね。
出番だね。
悟
君は…誰?
悟
…!瑞希!
Amia
ちょっと…触らないでよ…
Amia
この子をずっと…ずっと
守ってきたのはボクなんだ。
これからも守り続けるのは
ボクだよ。
守ってきたのはボクなんだ。
これからも守り続けるのは
ボクだよ。
夜蛾「行くぞ!キャシィ!」
Amia
効かないよ。
Amia
瑞希、こんなとこに
入らなくていいよ。
ボクが一緒にいて…
守ってあげるよ。
入らなくていいよ。
ボクが一緒にいて…
守ってあげるよ。
悟
君は呪霊の類かな?
Amia
まぁ、そうなるかな
ボクはAmia。産まれた時
からこの子の身体にあった
一部がこのボクなんだよ。
ボクはAmia。産まれた時
からこの子の身体にあった
一部がこのボクなんだよ。
悟
負の感情か何か?
瑞希
ん……あれ…
Amia
……!
シュンッ…
瑞希
あれ…?ボク倒れて…
悟
大丈夫?瑞希
瑞希
…?うん。
夜蛾「……悟その子に部屋を 用意してやれ。」
悟
はいはーい。
瑞希
え…いいの…?
悟
いいの〜!じゃ
行こっか!
行こっか!
悟
ここだよ〜
瑞希
………
瑞希
Amiaがいたような気が
したんだけど…
したんだけど…
悟
……Amia…
瑞希
うん、ボク一人ぼっち
だったから…Amiaが
来てくれてから寂しく
ないの。でもAmiaは
いつ間にかいなくなったり
するの…だからボクの
イマジナリーフレンド…
に近いかな。
だったから…Amiaが
来てくれてから寂しく
ないの。でもAmiaは
いつ間にかいなくなったり
するの…だからボクの
イマジナリーフレンド…
に近いかな。
悟
なるほど……
悟
(間違いなくあのAmia
って子は呪霊……)
って子は呪霊……)
悟
(悪い呪霊ではなさそう
だけど…ずっと瑞希と
いるってなると……
それはそれで厄介だな…)
だけど…ずっと瑞希と
いるってなると……
それはそれで厄介だな…)
瑞希
Amiaはボクが怖さを
感じたり苦しいって
思ったりすると出てきて
一緒にそばにいてくれる
んだ……
感じたり苦しいって
思ったりすると出てきて
一緒にそばにいてくれる
んだ……
瑞希
ボクの好きな物の話とか
も聞いてくれる…!
も聞いてくれる…!
悟
よし…少し瑞希のこと
調べてみるから…
サングラス外してー
調べてみるから…
サングラス外してー
瑞希
う、うん。
瑞希
はい、外したよ。
悟
………んー…
悟
(瑞希の眼は…中々見ない
稀な存在だ…瑞希自体は
人間だけど……)
稀な存在だ…瑞希自体は
人間だけど……)
悟
(もしかしたら…呪術規定に
基づいて…瑞希が処刑対象
になる可能性も……)
基づいて…瑞希が処刑対象
になる可能性も……)
瑞希
ねぇ、もういい?
悟
あ、ごめんごめん
いいよ。
いいよ。
瑞希
何か分かった…?
悟
うん、ちょっとだけね。
瑞希のことは絶対に
守るからね。
瑞希のことは絶対に
守るからね。
瑞希
え?うん…?
悠二
おっすー!瑞希!
瑞希
あ、虎杖さん…
恵
大丈夫か?
瑞希
伏黒さんも…どうも…
恵
その眼って呪術規定とかに
基づいたりしませんか?
基づいたりしませんか?
悟
なくはない…だから
もしかしたら…
もしかしたら…
瑞希
ボク知ってる…処刑対象者
になると殺されちゃうん
でしょ?
になると殺されちゃうん
でしょ?
瑞希
秘匿死刑ってやつとか…
悟
なんでそんなこと……
瑞希
そんなこと習ってなんか
いないのに…わかるんだ。
いないのに…わかるんだ。
瑞希
分かんないけど…
瑞希
だからもしボクがそれに
なった時はさ…
なった時はさ…
瑞希
五条さんがボクを
殺してね?
殺してね?
悟
………瑞希何言ってるか
分かってる…?
分かってる…?
瑞希
うん…それはやっぱり…
ボクの運命として
受け入れるからいいよ。
ボクの運命として
受け入れるからいいよ。
悟
………そっか
悠二
でも瑞希は
死にたくないっしょ?
死にたくないっしょ?
瑞希
怖いし…出来ればね…
悟
この僕に任せなさい!
瑞希を生きれるように
してあげる!
瑞希を生きれるように
してあげる!
瑞希
……ほんとに…?
恵
そんなこと言って…
出来るんですか?
出来るんですか?
悟
当たり前でしょー?
僕を誰だと思ってんの?
僕を誰だと思ってんの?
恵
まぁ、そうですけど…
悟
これから頑張ろう!
瑞希!!
瑞希!!
瑞希
え…?う…うん。