あれは、暑い暑い夏の日だった
苦しくて、苦しくて…
瑠々愛
痛い、よぉ…
瑠々愛
やめ、て…
母
うるさいわよ!
母
黙りなさい!!
瑠々愛
う"ッ
瑠々愛
ぃ…たぃ…
母
……
ずっと、ずっと…
殴られて、蹴られて…
痛くて痛くて…
瑠々愛
ぅぅ…
そんな時、たった1人の家族である母が死んだ
瑠々愛
この度は、母の葬式に来ていただき………
もう、苦しくて
逃げたしたかった
でも、やり遂げた
瑠々愛
その後、孤児院に行った。
瑠々愛
そこで出会ったのは
喜楽里
よっ!
瑠々愛
喜楽里だった
瑠々愛
大切な、大切な
瑠々愛
私の親友
瑠々愛
喜楽里
瑠々愛
でも、喜楽里がいても…
瑠々愛
死にたかった
瑠々愛
死のうとした
瑠々愛
その度に喜楽里は止めてくれた
瑠々愛
苦しい
瑠々愛
助けて
瑠々愛
全部喜楽里に言ってきた
瑠々愛
でも、迷惑だろうから
瑠々愛
相談を、やめた
瑠々愛
そしたら、喜楽里は
喜楽里
最近相談すること少なくなったな
喜楽里
大丈夫か?
瑠々愛
…そうやって
瑠々愛
心配してくれた
瑠々愛
でも…でも…
瑠々愛
すべて、悪意と捉えてしまう
喜楽里
『最近相談少なくなって楽だわ』
喜楽里
『でも一応聞いとくぞ』
瑠々愛
………
もぅ…いやだ…
瑠々愛
その時に頭によぎるのは
母
《消えろ!!》
瑠々愛
…母の顔だった
瑠々愛
嗚呼、私は
瑠々愛
もう、だめかもな…
瑠々愛
……
『死ぬなよ』
瑠々愛
この言葉は
私にとっての"呪い"なんだな…w
瑠々愛
今、思い知ったよ…
瑠々愛
…もう、これ以外
瑠々愛
わからない
瑠々愛
…なんで、忘れちゃったんだろ、
瑠々愛
…悲しい、なぁ…
瑠々愛
いつか思い出せる、かな?
瑠々愛
……zzz