TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

口下手なあなた

一覧ページ

「口下手なあなた」のメインビジュアル

口下手なあなた

2 - 第2話ー春の訪れー

♥

44

2025年08月12日

シェアするシェアする
報告する

胡蝶しのぶ

冨岡さん。それ、恋ですね。

冨岡義勇

。。。

冨岡義勇

は?

恋?誰がだ?俺がか?俺が恋をしているのか? たった一度しか会ったことがないあの少女に?

冨岡義勇

それはない。

胡蝶しのぶ

いやいや。冗談もほどほどにしてください。笑

胡蝶しのぶ

2年も前の出来事を今でも忘れられないなんて運命以外のなにものでもないですよ。

恋はよく分からない。姉と話していた時に一度辞書で 引いたことがあったが、理解できなかった。

冨岡義勇

__胡蝶。恋とはどういうものだ。

胡蝶しのぶ

恋も知らないなんてほんとに知識不足と言いますか。。

冨岡義勇

。。。

胡蝶しのぶ

すみません。笑 恋についてでしたねそれなら私よりも_

!!!しのぶちゃーん!!冨岡さーん!!!

胡蝶しのぶ

あ!

胡蝶しのぶ

ちょうどいい所に!

胡蝶しのぶ

甘露寺さん!

胡蝶しのぶ

ちょっと甘露寺さんにお話を聞いて欲しくて。。

甘露寺蜜璃

ええ!なになに!なんでも聞くわ🩷🩷🩷

胡蝶しのぶ

冨岡さん。自分の口で仰ってください

冨岡義勇

。。甘露寺

甘露寺蜜璃

は、はい!(きゃー🩷真剣な顔の冨岡さんかっこいいわあ🩷)

冨岡義勇

恋とはどういうものなんだ。

甘露寺蜜璃

。。。

甘露寺蜜璃

え!?///冨岡さん!!!まさか恋してるの!?🩷🩷🩷

冨岡義勇

いや、それがわからないんだ。

胡蝶しのぶ

だから甘露寺さんなら恋する気持ちをわかるかなって思ったんです。(ニコッ

甘露寺蜜璃

なるほど!!そういう事ならお任せあれ!!🩷🩷

甘露寺蜜璃

恋っていうのはね、その人のことを考えるだけで胸がいーっぱいになるの!

甘露寺蜜璃

そして、時には自分のものにしたいっていう独占欲も出てくるのね!

甘露寺蜜璃

他にも恋はね〜_

その人のことを考えるだけで胸がいっぱいになるか。。。

「貴方のような、その、かっこいい人に、なりますっ!」

ドクンッ ドクンッ

_まただ

顔が熱い。今はもう初冬の時期で肌寒いのになぜだ。

。。。

彼女はまだ俺の事を覚えているだろうか。 会ったらどんな反応をするだろうか。 話した時の第一声はなんと言うだろうか。

俺は。俺はもう一度あの、あの少女に

冨岡義勇

会いたい。

胡蝶しのぶ

。。。

甘露寺蜜璃

。。。

冨岡義勇

。。。!

冨岡義勇

俺は、今。なにを。。

甘露寺蜜璃

ええええ!!!それもう恋じゃないの冨岡さん!?!?

甘露寺蜜璃

誰を想像したの!?!?その子が絶対好きな人よ〜🩷🩷

胡蝶しのぶ

冨岡さんが思っている事を口に出す事あるんですね。意外です笑

俺自身でもびっくりしている。なぜ今のが口に出た。 これがやはり恋というものなのか。?

胡蝶しのぶ

それで、その子はなんて名前なんですか?

名前。。ああ、聞き忘れていた。何をしてるんだ 名前を聞かないとなにも始まら無いのに。

冨岡義勇

聞いていない。

胡蝶しのぶ

一番肝心なところを、何してるんですか。笑

甘露寺蜜璃

でも本当に"運命"だったらきっとまた巡り会えるはずよ!!🩷🩷🩷

冨岡義勇

_そうか。

運命か。考えたこともなかった。 本当に運命なんてものがあるのか。

もしも俺とあの子が運命だったら。。

冨岡義勇

𓈒𓂂◌𓂂𓏸

胡蝶しのぶ

甘露寺蜜璃

!!

胡蝶しのぶ

。。冨岡さん

胡蝶しのぶ

顔、気持ち悪いですよ。

冨岡義勇

!?

冨岡義勇

俺の顔は気持ち悪くない。

甘露寺さん。!桜餅買ってきました!

甘露寺蜜璃

きゃー!こんなに沢山!!桜子ちゃんご苦労さま!ありがとうね〜🩷🩷🩷

胡蝶しのぶ

あら、春風さんこんにちは。(ニコッ

春風桜子

胡蝶さん!お久しぶりです!

冨岡義勇

。。。

もし運命というものがあれば俺はいつ あの子に会えるのだろうか。

胡蝶しのぶ

冨岡さん。甘露寺さんの継子の春風さんですよ。

胡蝶しのぶ

挨拶してください。

春風。ああ、少し前に話していた甘露寺の継子か。 たしか優秀だと言っていたな。

冨岡義勇

すまない。俺は__

目が合った瞬間俺は"運命"というものが 本当にあるんだと実感した。

春風桜子

え。。あなた。!あの時の!!

胡蝶しのぶ

まさか冨岡さんがさっき話してたのって。。

甘露寺蜜璃

!?!?まさかのまさかだけど!?!?!?

胡蝶/甘露寺 「春風さんなんですか!?/桜子ちゃんなの!?」

綺麗な長い黒髪。透き通るような白い肌。 華奢な体格。そしてこの一切の曇りがない眼。

10月。肌寒い初冬の季節が来たが。俺の中には

春の風が吹いてきた。

この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚