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やけに感じる。会ったことがあると…肌でビンビン感じる

Mr.銀さん

(…でもこんな人…)

Mr.銀さん

(あっ、前に仕事で俺が担当した人か?)

前にもそんな事があったため、そうだと思う…

でもどこか納得がいかない

Mr.銀さん

(ん〜…なんか違う気がするんだよな…客…?)

Mr.銀さん

(でもこんな人…会ったことあったか?)

ぐるぐると考える。見た感じ俺と同じ位の青年で…

そこそこの紙袋を持っているから、どこかに出かけているのだろうか

Mr.銀さん

(わっかんねぇ〜…)

Mr.銀さん

(無視しようと思っても気になっちまう…)

答えが喉まで来ているが、あと少しで出るのに出ない…というもどかしい気分

茶色っぽく、所々緑色の髪の毛、緑色の目…

ゆったりと着ている長袖…

Mr.銀さん

(ってこんなジロジロ見ちまってる!!)

Mr.銀さん

(大丈夫か!?こんなに変態みたいに見ちまって…)

「馬鹿か俺は!!」と心の中で叫び出す自己嫌悪

現実では小さく、でも強く拳を握りしめるが…

心の片隅ではまだ隣の人が気になり、誰だろうかと探すのをやめていない

「??」マークで埋め尽くされた片隅は、また全身に広がり始めてきて…

Mr.銀さん

(…何とかしねぇと)

そしてイヤホンを付けて、いつもの音楽を聴き始めたのだった

それからも電車は自分の体を運んで行く

途中でおじいさんが乗ってきたので、席を譲った

それであの人とは離れた

でもクリップで繋ぎ止められたかのように、少々気残りだ

Mr.銀さん

(…にしてもあの人、一体何だ?)

Mr.銀さん

(…まさか…)

Mr.銀さん

(クラスメイトの1人…いやそんなはずはねぇか…)

あんな人はいなかったと思う…

多分。

Mr.銀さん

(まぁ、何にしろ…)

Mr.銀さん

(不思議な体験だったな)

次は〇〇駅〜

次は〇〇駅〜

次は、〇〇駅に停車します

お目当ての駅名が、ようやく流れて来た

Mr.銀さん

(おっ、やっとか!!)

Mr.銀さん

(ちょっと脚が痛くなって来た所だからな…)

Mr.銀さん

(丁度よかったぜ!)

Mr.銀さん

(あ〜…楽しみだな!久しぶりに会えるなんてよ!)

心の中でにっこりと笑う

…現実でもニヤついてしまっているかも知れない

でも、近付いている。と実感すると…ドキドキと、心が高鳴り始めた

Mr.銀さん

(…おっ、来たか?)

ガシャン…ッ

電車が駅に停まった

もうすぐ、という興奮で体が飛び跳ねてしまわない様、

手土産の袋をぎゅっと強く握りしめた

電車の外に出る。いつもいる所とは違う空気

Mr.銀さん

(あははっww)

Mr.銀さん

まだ心の準備…1mmも整ってねぇよ

独り言を小さく表に出す

小さく心で「大丈夫だろうよ」と繰り返した

…ある場所へ

顔を上げて歩き出した

とりあえずネットでマップを開き、目的地を例の「カフェ」に設定

…どうやらここから歩いて20分強かかるみたいだ

Mr.銀さん

(いい街だなー)

Mr.銀さん

(のどかで、住みやすそうな感じがするぜ)

Mr.銀さん

(〇〇駅…か…)

Mr.銀さん

(今度暇してたら来てみるか)

Mr.銀さん

(普通に知らない街とか散歩するの楽しいからな…)

Mr.銀さん

(見た事ないものとかもたまにあるし…)

知らない街なので、キョロキョロと何も無くても

街中を見てしまう

この街の発見としては…

猫がやけに群がっている場所があった事だ

そうする内に…

「目的地に到着しました。」と伝える機械音声がそっとポッケから鳴った

Mr.銀さん

…着いたみたいだな…

と言って目の前を見る

そこには小さな1件のカフェがあった

どちらかといえば路地の方にあり、どこかひっそりとしている

その扉をゆっくりと押し開けた

チャリ〜ン…バタン…

鈴を鳴らし、扉が閉まる

店員

いらっしゃいませ

Mr.銀さん

ああ、どうも…

店員

‪”‬皆さん‪”‬でごゆっくりお楽しみください

Mr.銀さん

えっ???

どういう意味ですか?と聞こうとしたものの、

スタスタと奥に行ってしまった

中は茶色の椅子やテーブルが映えていて、しっかりオシャレだと思った

ちょっと不思議だったのは路地にこんなオシャレなお店がある事だった

まぁ…そんな事もあるのか

Mr.銀さん

(皆さん、って…何か知ってるみたいじゃねぇか)

Mr.銀さん

(ここでやるってことを…)

Mr.銀さん

(…よく分かんねぇけど、とりあえずすわr)

Mr.銀さん

あっ!!

一目で気が付いた

あの頃と服などは似ていて違うけど…

灰色とメッシュの水色の髪、ダイヤモンドの様な水色の目…

Mr.銀さん

すまない先生!!

勢いの余り、その人の名を、強く叫んだ

すまない先生

その声は…ミスター銀さんかい!?

すまない先生

久々だね!声が聞けて本当に嬉しいよ!!

あの頃と変わらない声に、少しホッとした

彼…すまない先生は俺にニコニコと笑いかける

すまない先生

実は先にミスターブラックも来てるんだ!

すまない先生

ブラックの方が早かったね!着くのが!

Mr.ブラック

お久しぶりですね、ミスター銀さん

Mr.ブラック

会えて嬉しいですよ

渋い声の主はフードを被り、仮面をつけた青年…ミスターブラックだ

Mr.銀さん

ミスターブラック!先来てたのか!

Mr.銀さん

めちゃくちゃ嬉しいぜ!

Mr.ブラック

ええ、銀さんもそこに突っ立っていないで、こちらに座ったらどうです?

座ったままブラックがトントンと椅子を叩く

そこでやっと興奮していたのを知って、少し赤面

Mr.銀さん

あっ…すまねぇ、俺すっかり上がっちまって…

すまない先生

大丈夫だって〜今日はそんな細かい事

すまない先生

気にしないで

お言葉に甘えて席に座る

そこでしれっと手土産を渡しておいた

「全員来なかったら先生、残り持って帰っちゃっていいですよ。」と伝えておいて

Mr.ブラック

ありがとうございます

Mr.ブラック

私は後で渡してしまいますね

すまない先生

別にこんなの大丈夫だったのに……

すまない先生

皆優しいな〜じゃ、ありがたく貰っちゃうね!

すまない先生

ミスター銀さん!

そんなやり取りもあり、座って他のメンバーが来るかどうかしばし待つ

約束の時間まで…あと7分

Mr.ブラック

さて、あと少しで13時ですね

すまない先生

さぁ…来るかな?来ないかな?

すまない先生

ここは僕も分からないよ

Mr.銀さん

そういや、なんでこの店…俺たち以外居ないんですか?

客は自分たち以外見当たらなかった

すまない先生

ああ、それはね…

すまない先生

貸切にしてあるんだよ、入れるメンバーを除いて、僕たち以外入れない

すまない先生

それにギャーギャー騒ぐなら、こっちの方がよくないか?

Mr.銀さん

あーそんな事だったんですね、なるほど…

これで訳がなかったら、なんでここにしたんだと少し怖くなるところだった

すまない先生

ぶっちゃけ2人しか来なかった、って可能性もあるからね

すまない先生

まぁ時が時だし、皆の予定がどうか…

Mr.ブラック

ですね…せめてボケの1人は来て欲しいです

Mr.銀さん

まぁ会えるだけで嬉しいけどな〜

Mr.銀さん

来てくれって事に変わりはねぇぜ

その言葉に釣られるように……

貸切の店に、鈴を鳴らして人が来た

始めに茶色っぽく、所々緑色の髪、エメラルドの様な緑色の目をした青年が

鮮やかで優しい黄色の少し長い髪に、真っ黒いサングラスをかけた青年が

黒い髪に、眼鏡をかけていて、その奥には朱色の目をした青年が

最後に一方は赤い髪と燃えるような赤色の目をした青年、

もう一方は青い髪と氷のような青色の目をした青年が訪れた

すまない先生

まさか…来るなんて…

すまない先生

思ってなかったよ…皆……!!

嬉々とした声を上げるすまない先生

その瞳はキラキラと喜びが溢れだしているようだった

俺とブラックもすまない先生の事を言えやしないが…

新しく来た「5人」は静かに笑った

「「「「「来るなんて」」」」」

「「「「「当たり前/だぜ/だ/だろ」」」」」

この作品はいかがでしたか?

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コメント

8

ユーザー

とても楽しみ♪ 最初さ、サムネが「最強と天才」って書いてたからすまない先生とブラックかと思った!! まさか皆来てくれるなんて! 最高〜!

ユーザー

みんな来て良かったね! 途中の茶髪はもしかしてMr.赤ちゃんかな??? 感動の再会……! 続きが楽しみです!

ユーザー

ありがとうございます!

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