コメント
1件
いい話です(´;ω;`)
主
主
主
主
主
⚠注意⚠ iris 記憶喪失ネタ 事故、流血表現あり 色々と注意(は?)
諦めていない心
僕があの時…守れなかった…
ずっと君に頼ってばっかりで…
ごめんね…
○○…
いむしょーで買い物中
いむくんと別れを告げた後、僕はいむくんと買った指輪を眺めながら歩いていた
そのせい、全く周りを見ていなかった
そう気づいたのは
車の大きなクラクションが鳴ってからだ
ププーーーッ!
車が僕がいる歩道目掛けて突っ込んで来そうになった
ガタッ
ガッシャーンッ!
目を瞑ってたから分からなかったかが
多分僕は助かったんだと思う
誰かが僕を突き飛ばして車から距離を置いてくれた
……でもそうしたら…
僕を助けてくれた人は…?
目を開けるとそこには
車とフェンスの間に挟まれてる
血だらけのいむくんが居た
僕はすぐ駆け寄った
いむくんの左手を見る
血だらけで良く見えないが
深い傷なのは確かだった
ピーポーピーポー
病院
あの時…僕がもっと早く救急車を呼んでいれば…
いむくんは僕を庇ったせいで…
タッタッタッ
絶対怒られる…
今1番聞きたくなかった質問…
答えないとダメだよね…?
やっぱりダメだ…
すぐ下向いちゃうし…声震えちゃうし
全部…全部…僕が悪いのに…
医者
医者
医者
医者
医者
医者
医者
医者
しっかりしてるまろちゃん本当に凄いなぁ…
僕にはできない… 僕って…
存在してる意味あるのかな…?
病室
とりあえずほとけの部屋 言ったら全員の 名前言えるか 聞いてみようや
そうだね…
ガラガラガラ
俺らの事覚えてる?
安心した僕が馬鹿だったのかもしれない
聞きたくなかった…
逃げ出したかった…
いむくんが僕を忘れてる?
違うよね…なんかのドッキリだよね…きっと…
「覚えてない」そうハッキリ聞こえた
まだ「覚えてないかもしれない」の方が良かった…
あの言い方は完全にいむくんの記憶から僕は消えてしまったのだろうか…
いむくんから僕の記憶がサッパリと消えているのがコレでわかった
いむくんって名前は僕しか呼んでなかったから…僕の事を忘れたらね…
思った事が少し口に出てしまった
メンバーが心配そうにコチラを見るが、僕はいむくんも見ないでずっと下を向いていた
いむくんと名前を忘れているからだろうか…
僕がいむくんと呼ぶと不安な顔をする
僕はその勢いで病室を飛び出してしまった
本当はいむくんには思い出して欲しかった
でも、僕を庇ったせいでいむくんに負担をかけなさたくない
そう考えていた…
ああ…
やっぱり僕は馬鹿だなぁ
病院を飛び出した後メンバーに見つかりたくなくて知らない所まで来てしまった
指を見るとそこにはいむくんとお揃いで買った指輪が綺麗に光っていた
病室のいむくんを見たら指輪をつけてたけどいむくんは指輪には興味が無かった
自分がなんで泣いているかが分からなかった
もう自分がなにか分からなくなりそうだった
いむくんに忘れられ、病室を飛び出してメンバーを困らせた
やっぱ僕って存在する意味無いんだ と心の中で思った
応答なし
電話だった ないちゃん…出るか…
少し焦ったような声だった
通話
01:12
いむくんの病室
自殺しようとしてる
バタン
ブーブー(着信音)
ピッ(電話に出る音)
ブーブー(電話切れた)
バタン
ズキッ
「あははw初兎ちゃんクリーム口に付いてる~!」
「うわ!ほんまやんw」
「いむくん~!このタピオカ美味しそうやない?」
「美味しそう~!行こ!」
「え?今からw?」
「うん!」
「行動力すげ~w」
「いむくんまたね!」
「い…いむくん…?」
「い、今救急車呼んだから」
「頑張って…」
「こ、こんな傷病院行けば治るって…」
「ほら、いむくん…救急車きたで」
「ごめん…いむくん…」
「僕のせいだ…僕がいむくんを…」
「いむくんじゃなくて僕が…」
「こんなことになれば良かったのに…」
「なぁなぁいむくん」
「もし僕らの片っぽが欠けそうになったら」
「もう1人が助けに行く…で良いかな?」
「ごめんな…急にこんなこと…、w」
ガラッ
ガラッ
医者
医者
ダッ
医者
ダッダッダッ
_𝐞𝐧𝐝_
主
主
主
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