ポタッ
ポタッ
サ────────ッ
俺
俺
俺
俺
君
そこには高校になってから 疎遠になっていた幼なじみが立っていた
俺
俺
俺
君
君
俺
君
俺
俺
君
君
君
君
俺
君
君
俺
君
俺
俺
俺
君
君
俺
君
君
君
俺
俺
君
君
俺
俺
君に手を振って
回れ右した瞬間─────
ガッシャーンッッ
とものすごい音がして振り返る
するとそこには
大破したトラックが
さっきまでそこで笑ってた君の上に…
俺
俺
俺
俺
俺
俺
俺
後で聞いた話だと
雨でスリップしたトラックが
カーブで曲がり切れずに あいつに衝突したらしい
即死だったそうだ
雨は好きだった
でも君を殺した雨を
俺は嫌いになった
雨が嫌いだ
通り雨が連れてきたのは
君との突然の別れでした
コメント
9件
雨を題材にした作品が好きなので、このお話も大好きです。大好きだった雨を嫌いになった理由が切なすぎますね。
凄い好きです... 私も雨の日に滑って転んで おでこがバンッてあたって血だらけになりますた...( ̄∇ ̄*)ゞ なので今では雨嫌いです( *´꒳`*) わぁ...フォロー失礼します!!
切ない… 「血の雨」という表現好きです笑 私も雨ストーリー書こうかな笑った