コメント
2件
ねぇ、なんかグループ作らない???
うぽうぽうぽうぽ! うぽつ!
学校なんてクソくらえでィ 学校なんかに行くよりバイクで暴走してたほうが断然楽しい しかしこんな俺でも留年はしたくない。だから、明日から一応学校へ行く
**** 只今2時間目 だるい。だるすぎる… 俺は誰にもバレないように教室を抜け出し、屋上へ向かう ガチャリ ドアを開けると
高杉
妖艶に笑うこの男は高杉晋助 隣のクラスの奴で、サボリ仲間だ。
沖田
高杉と話しているといきなり屋上のドアが開いた
神楽
ピンク頭で青い目をした女が立っていた。 こいつは… 確か高杉と同じクラスの 生徒会長
高杉
高杉がボソッと呟いた
神楽
そいつは高杉の胸倉を掴み怒鳴った。
高杉
沖田
神楽
沖田
神楽
高杉
高杉が鋭く睨む
神楽
目に涙を溜めて訴えてくる 小動物みたいでさァ… 可愛い…
高杉
高杉もこの顔には弱いみたいで、眉が少し歪んでいる。
俺達の負けだ
高杉
高杉が生徒会長の頭を撫でる その瞬間、チクリと胸が痛んだ―――――― 今日は正直驚いた 私は今コンビニの外にいる。 兄貴のバイクに少し腰をかけながら今日あったことを思い出した。 いつものように、生徒会長の仕事(銀八にパフェを奢ると言われ仕方なくだが)不良の取り締まりを行うのため、屋上へ向かった。 勿論、高杉を呼びに… しかし屋上には2人いた。 高杉と 沖田総悟… ―――――― 私はある雨の日、傘をさして道を歩いていた。 公園の前を通り過ぎようとしたら、銀魂高校の制服を着て傘をさしている生徒が公園の草むらのほうで突っ立っていた。 何をしてるんだろう… 私が近寄ってみようとした時、その生徒が傘を公園に置いたまま走り去ってしまった。 あの栗色の髪は 隣のクラスで高杉とよく 一緒にいる不良… 私は彼が置いて行った傘の方へ近づく
神楽
そこには子猫がいた。 あいつ、優しい奴だな… 私はその時からあいつのことが 好きになってしまった。――――― あいつ今頃、何してっかな… 屋上で会ったピンク頭の女。 また会いたい… 高杉にピンク頭の メアドをきいてみようか… っと、その前にコンビニで晩飯を買おう。 **** 俺は今かなり心臓が高鳴っている。なぜなら、会いたいと思っていたピンク頭の生徒会長が目の前にいるから… コンビニでバイクに腰かけてボーっとしている。 声をかけるべきか…
沖田
神楽
生徒会長はかなりビックリしている。大きな青い目がさらにデカくなった。
沖田
俺は生徒会長にだんだん近づく
神楽
フンと顔をそらされた
沖田
店員
俺の声にカブってコンビニの店員の声が聞こえ、誰かがこちらへ向かってきた。
神威
その声の主は俺が入っている暴走族の総長である神威だ。
沖田
神楽
は?兄ちゃん?
沖田
俺は冷や汗をかきながら、 バイクにまたがる神威に問う。
神威
…確かに似てる。 そっくりだ。
沖田
神楽
生徒会長は神威のバイクの後ろに座りながら言った。
沖田
神楽
沖田
やりィ 生徒会長の家か…
神楽
神威
バイクドライブって… いつもの暴走行為 するだけだろィ
神楽
俺は生徒会長の家の場所を教えてもらった。 昔聞いたことがあるが、生徒会長の両親は不在らしい… ってことは‥‥‥‥ 2人きり? **** 俺は生徒会長の家のインターホンを鳴らす。しばらくすると、ガチャリと扉が開いた。 エプロン姿の生徒会長 可愛い///
神楽
俺は靴を脱いでリビングへ向かった。 緊張してどこに座ればいいのか分からなかった。
神楽
**** あれから何分たっただろうか… 俺はチラッと時計を見る …まだ3分しか経っていなかった。しかし俺にはすごく長い時間に感じられた。
神楽
いきなりそんなことを聞いてきたので少し驚いた。
沖田
神楽
ホッとしている自分がいた。
沖田
キッチンにいる生徒会長の横に行き、顔を覗く。
神楽
顔が真っ赤になっている生徒会長。 あれ?それって…
沖田
俺のこと? 俺は確かに子猫を助けようと傘を置いていったことがある。
神楽
顔を真っ赤にして、目を潤ませながら俺を見上げてくる。 これは自惚れてもいいのか? コイツ絶対、 俺のこと好きでさァ
沖田
ぎゅっと会長を抱きしめる
神楽
*end*
作者
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