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「気持ち悪い」
そう言われ続けても認めてもらいたくて…
“ ヒトリ ”になりたくなくて
眼帯をつけて目を隠して、それでも眼帯をつけてることをみんなは…
「気持ち悪い」
と言う
だから、眼帯も前髪で隠して…
それでも、“ ダメ ”だった
そして、また学校にいた時のような “いじめ”が始まった
でも、学校のように期待されないから少しだけ楽だった
ある日
新しい子が入ってきた
施設の人
二菜
施設の人
亜樹
亜樹
施設の人
二菜
二菜
二菜
亜樹
他の子達
亜樹
他の子達
他の子達
今まで1回も「No.0」以外もらったことが無い
他の子達
亜樹
紗奈
紗奈
そして…
「二菜と亜樹」はとても仲良くなり、友達となった
いつも、2人で髪型や服装をおそろいにしていた
二菜は私と居る時よりも楽しそうに笑っていた
その姿を見ているとなぜか少しだけ悲しくなった
でも、私には悲しくなる権利なんてない
私が嫌われたのも「私がダメだったから」なんだから
全部私が悪い
私のせいで二菜が嫌な思いするくらいなら…
私が居ない方が…
嫌われた方がいい
私は誰かと居るとその人を不幸にする
だから、誰とも居てはいけないんだ
ヒトリが辛くても、私が耐えれば…
みんなを守れる
もう何も失わずにすむ
紗奈
紗奈
紗奈
紗奈
紗奈
紗奈
それから…
毎日のようにそんなことを考え続けて…
時間だけがたっていった
No.0のせいで
いじめだけはなかったけど
私は
いつもヒトリだった
そして、寂しくなって…
でも、「私のせいなんだ」って
「私が我慢すれば…」
「耐えれば…」
って思って…
いつもその繰り返しだった
でも…
そんな毎日を繰り返しているうちに…
「本当の私」も「本当のキモチ」も
「何がしたいのか」も「なんで生きているのか」も
もう何もワカラナクなっチャッタんだ
もう壊れちゃった…
それでも私は生きないと…?
主
主
主
主