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千冬
場地さんっ!?
場地
確か…
千冬
(どこに連れてく気なんだろ…)
場地
あった!!!
千冬
…え?
場地
ここだ!!!
千冬が目にしたのは1つのベンチだった
千冬
ベンチ…?
場地
そうだ!!!ここ昔小さい頃来てたんだよ!!!
千冬
そうなんすね…
場地
ここなら人混みに巻き込まれないしな!!!
千冬
そうですね!!静かですごくいいっす!!!
場地
だろ!?
千冬
(2人きりで座って花火見るなんて…)
千冬
(もしかしてこれは…チャンスでは…??)
千冬
(……)
場地
そろそろか???
千冬
(よし、決めた)
千冬
(今日こそ、俺は場地さんに思いを伝える!!)
千冬
…場地さん。
場地
なんだ?千冬。
千冬
俺…場地さんのことが…
好きです、付き合ってください!!!
そう言った時だった…
ばーん!!!!!!
場地
すげぇ!!!!
場地
千冬、なんか言ったか???
千冬
あ、いえ…なんでもないっス!!!
千冬
(またか…)
場地
すげぇな…でっけぇ…
千冬
(場地さんが…)
千冬
(どんどん離れて行ってしまう気がする…)
この時、千冬は知る由もなかった
これから起きる事を…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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