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夢主さんは悪くないけど少し白ひげなにやってんだよ?
今日の話もとても素敵でした! 続き待ってます 頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧
夢主
夢主
夢主
哀歌
夢主は、いつも仕事場の話をした
先輩に褒められただとか、マルコさんと
2人きりで遊びに行ったとか。
その話を聞いても、何も思わなかったけれど、、
夢主
その言葉が私の心を傷つけた
哀歌
なるべく素っ気なく返した。
その話をすぐに終わらせるべきだと思った
何も出来なかった夢主が、
私を超えるだなんて夢を見ていたなんて
普通に考えて有り得ない。
凄く、ものすごく腹が立った
私の努力で手に入れたものを
夢主は、才能で手に入れたと思うと
喉から手が出る程に、その才能が欲しい。
酷い、ずるい、そんな言葉が出かけては、飲み込んだ
苦い思いが広がった。
私の心の醜さに、自分自身を恐れそうだ
いつかこの手で、夢主を殺してしまうかもしれない
そう思うと、手の震えが止まらなかった
心の奥底で、密かに思っているのだ
何も出来ないままの夢主に、
私に頼ることしか分からない夢主に
早く戻って欲しいと。
夢主
哀歌
近づいてくる夢主を遠ざける言葉
するりと口から出たのだ。
そんな自分自身が、ものすごく怖い
体が冷えるのを感じた
夢主
そう言うと、夢主は電気を消した。
夢主
その日は全て知らぬふりをして、忘れた。