ずっと、見ないふりをしていたのに。
それはそう長く続かない
先輩ナース
先輩ナースが、何か慌てている。
夢主
夢主
どうやら、患者の書類らしい
先輩ナース
先輩ナース
先輩ナース
部屋は拍手で包まれた。
マルコ
彼は、突然にして現れた
夢主
夢主
マルコさんが、不意に頭を撫でた
マルコ
マルコ
夢主
目をキラキラさせている
よほど嬉しかったのだろう。
幸せそうだ、何よりも。
先輩ナース
夢主
周りの目が物凄く痛かったが
断るともっと痛くなる気がした
哀歌
そう返事をして、ついて行った
夢主
目を疑った。
今までの夢主より、格段に成長していた
プロのナースほどに、上手くて早い
やっぱり、私など向いていなかったのかもしれない
夢主に勝てるものなんて、何もなかったのかもしれない
夢主
夢主
努力した夢主が悪いわけじゃなかった
けれども私は、
ただ傷ついた、ただ情けなくなった
コメント
2件