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太刀川side

太刀川

(まじどこだーここ)

太刀川

(出水たちは上手くやってんだろーけど)

太刀川は キョロキョロしながら歩いていく

室内は異様な程静かで 気味が悪い

その時 急にインカムにノイズがはしる

太刀川

……?

国近

『…@#、…!』

国近

『#&-ん!…太刀川さん!聞こえる?』

太刀川

『国近か!?』

国近

『よかった繋がった!』

なんと太刀川は 奇跡的に通信場所に辿り着いていた

国近

『連絡してくるにしてはすごい早いけど…』

国近

『ってあれ、いずみんたちは?』

太刀川

『…すまん、ハグれた』

国近

『…そっか、場所はわかる?』

太刀川

『いや、俺も出水たちもわかってない』

国近

『うぅまずい…』

太刀川

『…なんかあったのか?』

国近

『いや、さっきわかったんだけど、』

国近

『…この研究所、』

国近

『ものすごく危険なトリオン兵がいる』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

出水side

出水

『全然人の気配が無いな…』

徠夢

『さっき見かけた2人だけなわけないしね』

出水たちは 通信場所を目指して少しずつ 移動していた

移動のついでに 目的の研究データなども探していたが それらしいものは無い

出水

『マジでなんの研究所なんだ、これ』

出水は 怪しげな機械を見て言う

徠夢

『いい予感はしないわね』

隠れながら進んでいくと 大きな部屋に出る

出水

『ここは……?』

徠夢

『今までの部屋と雰囲気が違うわね…』

徠夢

『……嫌な感じがする』

徠夢はかすかに顔をしかめる

出水

『うん、マップでみてみてもここは他の部屋よりかなりデカイぞ』

出水は さっき撮ったマップのデータを 見ながらそばにある資料に 手を伸ばす

出水

……!

出水

『これは…』

出水

『サイドエフェクト…?』

徠夢

……!

徠夢がピクリと反応する

出水

『これ、全部サイドエフェクトの資料だ』

出水はペラペラと資料を見る

徠夢

『サイドエフェクト…?』

徠夢

『なんでそんなもの…』

出水

『いろんなSFが書いてある』

出水

『…!徠夢、これって』

出水は徠夢にも資料を見せる

出水

『研究してるグループのマークじゃねぇか!?』

徠夢

『…!』

資料に書いてあるのは 複雑なマーク

この研究所と関係があるのだろうか

徠夢

(まさか、そんなわけない…)

出水

『……ん?徠夢?』

徠夢

『…いや、なんでもないわ』

徠夢はなんでもないふうに 首を振る

出水

『そうか…?でも』

徠夢

『それより先を急ぎましょ』

出水

『…わかった』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

太刀川side

太刀川

『危険なトリオン兵?』

国近

『うん、』

国近

『ブラックトリガーレベルのものすごい数値が出てるの』

国近

『間違いなく、太刀川さんのいるその基地から』

太刀川

『ブラックトリガーレベルだと!?』

太刀川

『出水たちは無事なのか!?』

国近

『……』

太刀川

『今すぐ行かねーと!!』

太刀川は走り出そうとする

国近

『だめ!太刀川さん!』

太刀川

『は!?なんでだ!』

太刀川は焦ったように言う

国近

『本部から…』

国近

『待機命令がでてる』

太刀川

『………は?』

太刀川は一瞬呆然とする

どうやら思っていたより 事態は深刻らしい

太刀川

『たい、き…?』

太刀川

『ふざけてんのか…?』

国近

『……、』

太刀川

『出水と徠夢が危険な状態かもしれねぇんだぞ!?』

太刀川

『2人が襲われんのを待ってろつーのか!?』

太刀川

『そんなの出来るわけねぇじゃねぇか!』

国近

『……っ』

国近

『私だってわかってるよ!!』

国近の珍しく震える声に 太刀川は はっとする

国近

『でも…!』

国近

『このまま闇雲に進んでも誰も助からない…!』

国近

『増援を待たないと何も出来ない…!』

国近

『……私だって早く2人の無事を確かめたいよ…』

国近の声に悔しさに滲んでいる

太刀川

『…………』

太刀川

『………わかった』

国近

『…!』

太刀川

『ただし15分だ』

太刀川

『15分で来なかったら俺一人で行く』

国近

『……了解、必ず間に合わせる!!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

出水side

徠夢

………っ

出水は隣にいる徠夢を ちらりと見る

出水

………

徠夢の表情があきらかにさっきより 焦っているのがわかる

出水

『……なあ、』

出水

『…なんか歩くのはやくね?』

徠夢

『…あ、ごめん』

徠夢は はっとして 振り返る

徠夢

(…だめ、焦ってもしかたないわ)

徠夢

(…ここがあの研究所なわけないんだから)

徠夢

………

出水

『おまえほんとに大丈夫か?』

出水は心配そうに徠夢を 見る

徠夢

『ごめん、もう大丈夫』

出水

『ならいいけど…』

徠夢

………

徠夢

(悩んでたら判断力が鈍る)

徠夢

(切り替えなくちゃ)

出水

……

そのまま2人は進んでいく

出水

『そろそろだな…』

徠夢

『やっとね』

2人が目的の部屋に 足を踏み入れようとした時

ドカンッ!!

徠夢

……っ!?

出水

なんだっ!?

2人はわけも分からないまま 床に叩きつけられる

出水

…っ!

徠夢

…かはっ

出水

徠夢!

出水

だいじょぶ、か……

出水が顔を上げると そこには

怪物が立ちはだかっていた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夢主⚝

スクロールお疲れ様です!

夢主⚝

お忙しい中いつも感謝です(*^^*)

夢主⚝

明日もがんばろーって言う意味で
平日にお話あげました!

夢主⚝

みんな明日もがんばろ!

夢主⚝

次回投稿は再来週ごろに
なりそうです!

夢主⚝

それではまた次回〜👋🏻‪
バイバイ( *´꒳`* )

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ヤバぃー!続きが気になる!

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