千冬
なぁ○○
○○
なーにぃー?
千冬
なんでさっき嘘ついたんだ
○○
え〜?
千冬
場地さんに私が怒ったから…って
○○
だって、千冬はちゃんと反省してるでしょ?
千冬
…
○○
反省してるなら怒る必要は無い!
○○
ね?
千冬
…あぁ
○○
てか、なんでボーッとしてたか教えてくれない?
千冬
…別になんでも
○○
嫉妬
千冬
え
○○
違う?
千冬
…違う
○○
違わないよね?
○○
それぐらい分かるよ(笑)
これでも女だし!
これでも女だし!
千冬
…別に場地さんを取ろうとか思ってねぇから
○○
なら良かった
千冬
は?
○○
私も嫉妬してたから(笑)
千冬
え?
千冬
誰に?
○○
千冬に
千冬
嘘だろ?
○○
ほんと(笑)
千冬
なんで俺に嫉妬なんか
○○
千冬と同じだよ?
千冬
同じ
○○
圭介と仲良いから嫉妬してたの
千冬
は?意味わかんねぇ!
俺より○○の方が仲良いじゃねぇーか!
俺より○○の方が仲良いじゃねぇーか!
○○
そうかもしれないけど、圭介が千冬とベタベタ引っ付いてるのが嫌なの!
○○
私の圭介なのに…
千冬
んだよそれ
千冬
俺だって場地さんとお泊まりとか喧嘩の時に息があってるのとか羨ましいし俺は場地さんの一番になりたいんだ!!
○○
私だって一番になりたいもん!!
千冬
なってるじゃねぇーか!
○○
まだなってない!
千冬
なってる!
○○
なってないの!!
千冬
嘘つけ!
○○
本当だってば!
○○
だって!
私といる時圭介が何の話してるか分かる!?
私といる時圭介が何の話してるか分かる!?
千冬
し、知らねぇ
○○
千冬の話だよ!?
○○
今日、千冬に勉強教えてもらったとか千冬と猫見つけたとか!
○○
嫉妬するよ!
千冬
んだよそれ!
千冬
場地さん俺といる時ずっと○○の話してんだぞ!
千冬
今日は○○とデートに行くとか○○が俺の為にお菓子作ってくれたとか!!
千冬
嫉妬するだろ!
○○
…何それ
○○
私達バカじゃん(笑)
千冬
…互いに嫉妬し合ってたのかよ(笑)
○○
だね(笑)
千冬
てか、場地さんすげーな(笑)
○○
だね!
○○
私達、圭介の事大好き過ぎでしょ(笑)
千冬
だな(笑)
○○
あ〜ぁ
千冬
嫉妬してたのが馬鹿みたいに思えてきた
○○
ね!
千冬
なんかスッキリしたわ(笑)
○○
だったらそろそろ帰ろっか
千冬
おう!
○○
ただいま〜
千冬
お邪魔します
○○
私おばさんの所いるからね〜
場地
わかった
千冬
場地さん!すみませんでした!!
場地
…いや、俺も悪かった
千冬
…え?
場地
いつも千冬に○○の話してただろ?
千冬
あ、はい
場地
その…悪かった
千冬
い、いえ!
場地
○○の事話したらよぉ
からかわれるからこういう話千冬にしか出来ねぇんだよ
からかわれるからこういう話千冬にしか出来ねぇんだよ
場地
これからは気をつけるわ
千冬
…あ、はい
○○
話は終わった?
場地
おう!
○○
で、私にごめんは無いの?
場地
…え?
○○
私といる時千冬の話しかしないじゃん
場地
いや、だってよぉ
○○
私も千冬と同じ気持ちなんだけど?
場地
…ごめん
場地
これからは気をつける
○○
ふふっ(笑)
場地
んだよ
○○
これからは本人にちゃんと言ってよね?
千冬
待ってますからね!
場地
…おう
千冬
俺と○○は似た者同士
千冬
場地さんの事が大好きで大切な人
千冬
そんな○○と馬鹿みたいに嫉妬し合ってた
千冬
○○も俺と同じ気持ちだったって知ったらなんかどうでも良くなった(笑)
千冬
どんなに嫉妬しても変わらない事はただ1つ
千冬
場地さんは憧れの人って事だ!