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部屋に入ると規則正しい寝息が聞こえてきた
愛梨紗
○○帰っても良かったのに
○○
危ないじゃないですか
愛梨紗
大丈夫
○○
竜胆様は？
愛梨紗
車なおしに行ってる
○○
では私は
愛梨紗
ねぇ○○話があるの
愛梨紗
少し店で話せる？
○○
もちろんいいですが
竜胆
ただいま
愛梨紗
竜胆私○○話があるから琴都見ててね
竜胆
おー
⚠夜中です
○○
話って何ですか？
愛梨紗
斉森家から離れて
○○
なんで急に
愛梨紗
貴方は闇の世界じゃなくて外の明るい世界に居るべきだわ
愛梨紗
ずっと思ってた
○○
私はこの身を斉森家に捧げると決めたんです。
○○
今更そんなこと出来ません
彼女は今年で38歳
彼女なら良い母親になっただろうに
まだ30代結婚を急げばまだ子供も望める
私を育ててくれたように
愛梨紗
私は幸せになって欲しいの
愛梨紗
○○は結婚して子供を育てて欲しい
○○
私には結婚願望は無いです。
愛梨紗
貴方は手をまだ汚してない
愛梨紗
今まで○○が手を汚さないように私はその分手を汚した
愛梨紗
私のお願い
愛梨紗
斉森家から離れて
○○
愛梨紗様が手を汚さくても良かった
○○
私は黎斗様に拾われてから斉森家にこの命尽きるまでこの命を捧げるのです。
愛梨紗
もう十分
愛梨紗
お願い就職先も探した
愛梨紗
自分の人生を歩んで欲しい
愛梨紗
ここの会計は私が済ませるから
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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