いつも通り学校の授業を終えた俺は彼が待っているであろう中学校に走り向かった
緑谷 久実
中学生の初日はそのん何遅くに終わらないので学校に着いた頃には学校は先生しか居なかった
緑谷 久実
そんな事を思いながらしょうがなく1人で帰路に着く
夕飯の具材を買うために商店街によるといつの間にか焼け野原になってしまっていた
モブ
モブ
緑谷 久実
モブ
話を聞くに数時間前此処で怪物が暴れて子供が人質に取られた事件があったらしい
緑谷 久実
その中で最も気になったのは緑髪の俺に似た中学生ぐらいの子供がそれに向かって走ったらしい
緑谷 久実
緑谷 久実
モブ
モブ
緑谷 久実
モブ
緑谷 久実
俺は出久のことが心配になり先程よりもさらに家に向かって足を進めた
ガチャ!!
緑谷 久実
緑谷 (母)
緑谷 久実
緑谷 (母)
緑谷 久実
どうやらまだ出久は帰って来ていないようで俺はまた急いで家を出た
ダッダッダッ
部活なんて行くんじゃなかった そうしたら絶対に事件の方には行かせなかった
緑谷 久実
無我夢中で走るものの彼を見つける事はできない
ずいぶん走ると膝をついている出久と痩せ細った金髪の人がいた
緑谷 久実
緑谷 出久
緑谷 久実
目立った外傷は無く胸をホッと撫で下ろす反面泣いている後があり俺は目の前の人物を睨んだ
緑谷 出久
緑谷 久実
泣いているにしたら弟の表情は何か悩み事がスッキリした顔になっており元気だった
緑谷 久実
緑谷 出久
金髪の彼のことを見ようと思ったが次に見たら彼はいなくなっていた
緑谷 久実
緑谷 久実
緑谷 出久
緑谷 久実
緑谷 出久
緑谷 久実
初めはみみっちく怒ろうとも考えたがきっとヒーローたちに散々怒られたに違いない
だから鞭の後は飴も必要だ
怒るだけでは人は成長できない
緑谷 出久
緑谷 久実
真剣な眼差しでコチラを見てくるので先程の言葉が思ってもない事だととうとうバレてしまったと感じた
緑谷 出久
しかしそんなことでは無く想像のはるか上を行っていた
緑谷 久実
ボロボロになったノートをぎゅと抱きしめながら小さく呟くようにその言葉を発した
緑谷 久実
緑谷 久実
けれどそんな事を言えないでいつも心にもない応援のエールを送った
散々きっと馬鹿にされて来ているはずだからわざわざ俺が心を砕かなくてもいいと思ったからだ
緑谷 出久
緑谷 久実
緑谷 出久
緑谷 久実
わしゃわしゃ
俺は彼の頭を自然に撫でて2人で雑談をしながら今度こそ帰宅した
コメント
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久実…優しい!!😭