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隠さないといけない恋。( カラ一・おそチョロ )

第16話 - 隠さないといけない恋。⑰

378

2024年09月24日

#腐注意

#おそチョロ

#カラ一

#ストーリー

#おそ松さん

ち　ー

とてつもない時間が空いてしまい申し訳ございません…！

多忙でアプリから離れておりました…

もうこれ視聴して下さる人いるのかな…？

まぁでも完結はさせたいので‼️ 書きました！！

前回の話が上手く連載の方に入れれておらず、ひとつだけ完結モードになってしまいました…🙇

申し訳ございません‼️ これは上手くいくといいなあ…

なので、⑯は連載の中になく、完結として別にあるのでそちらをご覧下さい！

それではどうぞ〜！！

トド松

…ぁ、

十四松

…！！

キーッという高い音と共に、バンッという何かがぶつかった音。

慌てて末松が駆けつけると、そこには思いがけない光景が広がっていた。

チョロ松

…おそ…ま…

一松

カ…ラ松　、

おそ松とカラ松は、二人を庇った為、頭から血を流して倒れていた。

チョロ松と一松は、意識はあるものの立てず、這いつくばって二人の元へ。

十四松

きゅ…救急車、！

十四松は急いで近くの人に助けを求めて救急車を呼んだ。

チョロ松

やだ…おい、お前、

チョロ松はおそ松の頰に手を添えて起こそうとするも、血が手に付くばかりで一向に反応しない。

一松

…何してんだよ、こんな…俺を

一松は後悔するばかりで涙を流しながら、意識のないカラ松にしがみついた。

十四松

トッティ！！
救急車呼んだから…

十四松

とりあえず4人を道の端に、！！

焦り、涙も流したいであろう十四松だが、兄として必死に動いた。

トド松

う、うん…！！

トド松は涙を流しながらも必死に4人を順に肩で担ぎ、道の端に運んだ。

トド松

チョロ松兄さん、一松兄さん…

十四松

いま救急車くるからね！！

二人の声が段々と遠くなっていく。

やがてチョロ松と一松も意識を失った__

チョロ松

…ん

そっと目を開けると病院だった。

十四松

…チョロ松兄さん、起きた？

チョロ松

…十四松、

十四松

トド松は今、一松兄さんのとこ

チョロ松

そう…

ふと足元を見ると、包帯でぐるぐるに巻かれ、固定された両足があった。

十四松

…チョロ松兄さん、両足…折れちゃってるって。

十四松

先にお医者さんに聞いたんだ。

チョロ松

…！！

チョロ松

おそ松やカラ松や一松は…！？

先程までぼーっとしていたのに、急に思い出したかの様に前のめりになる。

チョロ松

痛っ…。。

十四松

ちょ…痛めてるのは足だけじゃないから…

十四松

…一松兄さんは、右腕。

十四松

それと頭を縫ってたよ…

チョロ松

…大怪我だね、

十四松

でも命に別状はないし、きっとカラ松兄さんがしっかり守ったから…

チョロ松

おそ松兄さんとカラ松兄さんは…？

十四松

…まだ…わかんない。
今、手術室で…

チョロ松

手術…？！

十四松

助かるか…どうかも…

ぽろ、ぽろ、と十四松の目からは涙がこぼれた

チョロ松

…十四松、ありがとう。

そう呟いては兄として感謝を示してそっと頭を撫でた

十四松

…うんっ、

十四松

じゃあ僕、話聞きに行ってくるね

涙を拭っては立ち上がる。

チョロ松

ん、いってらっしゃい。

一松

…うぅ

トド松

一松兄さん…！？

目を開けると、体に激痛を感じた。

一松

痛っ…

トド松

大丈夫…、！？

慌ててそばにかけよるトド松だが、触れることもできないので何をすれば良いのかわからない

一松

…大丈夫、痛いだけ…

一松

他の…みんなは…？

トド松

…チョロ松兄さんがさっき起きたって…。あとの二人は…まだ…

不安そうに俯きながら話すも、四男のために涙は流さなかった。

一松

…そう。

一松

…大丈夫。あいつらなら…俺たちを置いて行ったりはしない、

強い信頼がある様でそう言い切っては、トド松を落ち着かせた。

トド松

…そうだね。

…コンコン

トド松

…はい？

十四松

トド松、手術、終わったって。

トド松

ほんとに…？！

十四松

うん、お医者さんに話を聞きに行こう。

トド松

うん…！一松兄さん、待っててね。

一松

…分かった。

トド松

失礼しま〜す…

十四松

しまーすっ、

医師

松野さん、そこにお掛けになってください。

医師に促されたまま丸椅子へ二人は座った。

トド松

あの…、兄さん達は、

医師

チョロ松さんと一松さんは無事に目を覚まされましたので、一週間ほど入院していただければ退院できると思います。

十四松

よかった…！！

医師

ですが…おそ松さんがなかなか目を覚まさず、この先も目を覚まさないかもしれません。

トド松

…っ、そんな、

医師

カラ松さんは、目を覚まされたのですが事故前の記憶がないみたいです… トド松さんの名前を出したらわかっていたのでそれ以外の記憶はあると思いますが…

トド松

カラ松兄さん目覚めたんだ…、良かった。

十四松

後で面会しても良いっすかね！？

医師

カラ松さんは話すこともできましたし、大丈夫ですよ。

トド松

わかりました…っ

十四松

おそ松兄さんは…

医師

…面会は明日以降なら大丈夫です。今日はいろいろと検査をしなくてはならないので、

トド松

…わかりました。

十四松

ありがとうございましたっ

二人は診察室を後にした。

トド松

…一松兄さん、入るよ。

一松

トド松…、兄さん達どうだって？

トド松

カラ松兄さんは目覚まして、おそ松兄さんはまだみたい。

一松

目…覚ましたんだ。よかった…

ぽろぽろと一松の目から涙が溢れる。

トド松

…でも、おそ松兄さんが、

トド松

目覚めないかもしれなくて。

一松

…え？

一松

嘘でしょ、そんな…

トド松

まだ、分かんないし…おそ松兄さんならきっと大丈夫だし…っ

トド松の手は震えており、それに一松も気づいた。

一松

… 大丈夫。

そう言って安心させようと手を握る。

トド松

…うん、

十四松

チョロ松兄さーん！！

チョロ松

ちょっ、十四松…声大きいよ

十四松

わっ、さーせん…

チョロ松

どうだったの？

十四松

カラ松兄さんは目覚めて…
おそ松兄さんはまだ…

チョロ松

…そう

チョロ松

大丈夫、あいつならそのうち…

十四松

…そうだよね、大丈夫っすよね！

チョロ松

面会…したいけど、足がこれだしまだベッドから移動できないんだよね…

十四松

カラ松兄さんに後で会いに行くからまた話に来るよ！

チョロ松

ありがと。

…コンコン

トド松

十四松兄さん〜…いる？

十四松

トッティー！！

トド松

チョロ松兄さん、調子どう？

チョロ松

…すごく痛いけど、体調はそこまで悪くないよ

トド松

…そっか、早く良くなるといいね。

チョロ松

…うん

一松

…チョロ松兄さん。

チョロ松

…！！一松！？

トド松

ちょっ、着いてきちゃったの？！

一松

…俺、足は大丈夫だから。

十四松

一松兄さんっ…

一松

足…痛そうだね

チョロ松

お前こそ頭と腕…

一松

ちょっとフラフラするけど…歩けるから、

言ってる側からよろめく。

十四松

一松兄さん、捕まって。

一松

…あぁ、ありがとう…

チョロ松

…カラ松に会いにいくんでしょ。

一松

…うん

チョロ松

僕はまた行けるようになったら行くから。

トド松

じゃあ行ってくるね。

十四松

あとで兄さん達の服とか持ってくるから！

チョロ松

うん、お願いね。

力なく笑ってみるチョロ松に他は何も言えなかった。

十四松

大丈夫っすか？歩きづらくない？

一松

…大丈夫、

十四松は一松を支えてカラ松の病室へと足を運ぶ。

トド松

…あ、言ってなかったんだけどさ

トド松

カラ松兄さん、事故前の記憶がないらしいんだよね…

一松

え、そうなの…

トド松

でも僕の話をお医者さんがしたとき分かったみたいだから…そこだけだと思う。記憶がないのは…

一松

…俺を庇ったことも忘れてるってことね…

十四松

そんな罪悪感持たなくて大丈夫だよ！しょうがないことだし…

一松

…でも

トド松

ほら、着いたよ、カラ松兄さんの病室。

十四松

入ろー！！

一松

あ、うん…

十四松

カラ松兄さんー！

一松

声抑えて…

十四松

はっ…

トド松

もう、十四松兄さんったら…

カラ松

…お、

カラ松

きてくれたのか、My brother！

トド松

頭に包帯なんか巻いちゃって、ほんと…

トド松

心配したんだから゛っ…

ぶわっと涙がこぼれ落ちてカラ松のベッドへとかけよる。

カラ松

…トド松。すまないな、心配かけて。

十四松

大丈夫そうでよかった…っ

十四松の目からも涙がぼろぼろと溢れる。

カラ松

十四松もこっちに…

一松

カラま…

カラ松

っ…

カラ松

十四松

カラ松

そちらの方は…？

十四松

…え？

トド松

…は？

一松

…っ！？

そう口にして向く方向は一松だった。

一松

お前…なんでっ、！！

一松は十四松から離れ、ふらつきながらカラ松の元へ行けば胸倉を掴む。

カラ松

…っ！？

一松

なんでっ…お前が俺のこと…

一松

忘れてんだよ…

へた、と座り込んでしまっては大粒の涙を流す。

十四松

一松兄さんっ…！

カラ松

い…ちまつ？というのか？

自分を愛していないカラ松から名前を呼ばれることにひどく虫唾がはしった。

一松

…呼ぶな、

一松

俺の名前、呼ぶなよ…！

カラ松

…すまない、何も思い出せなくてな、

一松

…ごめん、戻る。

フラフラした足取りで病室を出ようとする。

十四松

ぼ、僕もついて行くっ…

トド松

…こっちは、任せて。

カラ松

…っ

一松

…じゃあね、カラ松 " 兄さん "

目に涙を溜めた一松はそう言い放って病室をでた。

本当に大変遅くなりました… みなさまがコメントなどしてくれるその通知でまだ完結してないことを思い出し… これからコツコツ書いていこうと思います🙇‍♀️

カラ松は無事思い出すことができるのか。次回　一松の対応

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気がついたら❤️押しまくってました…(お話が尊すぎて) 車に轢かれちゃった所からとっても気になっていて…✨ 今回も最高でした😭本当にありがとうございます🥺 おそチョロもカラ一も一体どうなるんでしょうか…?? ハッピーエンドでもバッドエンドでも主様のお話だったら絶対尊いです…😇これだけ尊い小説を投稿するのって… 絶対大変ですよね…応援してます😆