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一方その頃──

トントン

………(万が一の為に家の壁に寄りかかって耳を澄ましている)

トントン

(シッマが入った時に鍵掛けんかったんは確認した…なんか聞こえたらすぐ突撃やな…)

ガタッ ドタンッ

トントン

…!シッマ…!?

直ぐにドアをバッと開けて中に突入する

コネシマ

結構本気やん!?(攻撃を避けながら)

knの父親

当たり前だろ!(本気で襲い掛かっている)

2人とも入ってきた事には気づいていない

トントン

…!(リビングに到着、母親がいることも確認してすぐ父親の方へ行く)

ガッ

思い切りすねの辺りを蹴る

knの父親

ってぇ…!?(思わず包丁から手を離す)

コネシマ

トントン…!

knの父親

お前…!どうやって入ってきたんだよ!!

トントン

あなたの子供が…シッマが鍵掛けずに入ってくれたおかげですよ(床に落ちた包丁を拾う)

さっと包丁の持ち方を変えてknの父親の首元に当てる

knの父親

…!

トントン

さて、この状態やとそっちの方が不利なってますけどどうします?

knの父親

お前…まじで…

トントン

降参するって言うなら警察に捕まってもらいますけど?

knの父親

…チッ…あぁわかったよ!降参すればいいんだろ!

トントン

お、大人しく警察に捕まることを選ぶんですね

knの父親

お前らめんどくせぇし…そりゃ捕まりたかねぇけど、どのみちどうせ強制的に警察に突き出すんだろ?

トントン

そうですよ?

knの父親

はぁ…ほら、捕まえるなら捕まえろ(両手首を合わせて前に出す)

トントン

手錠持ってないんで手で、(包丁を置いて右手で両手首を掴む)シッマ、俺が行っとる間にお母さんの縄ほどいたってくれへんか?

コネシマ

OK!

トントン

頼んだで、(knの父親を連れて家を出る)

コネシマ

…で、縄ほどけばええんやな?(母親を見る)

knの母親

~…!(ほっとした顔)

コネシマ

(後ろに回って縄をほどく)…これでええか?

knの母親

ええ…ありがとう

コネシマ

で…あなたは俺の母さんってことでええんやな?

knの母親

そうよ、生きててよかった…

コネシマ

トントンが見つけてくれてなかったら死んでたけどな!

knの母親

トントンって…あのマフラーの男の子?

コネシマ

おん、すごい奴なんやで!

knの母親

まぁあの人を止められたくらいだからね…将来は警察官にでもなるのかしら…

コネシマ

それは聞いてへんけど、俺がそうしろって言っとくで!

knの母親

ふふ…相変わらず元気な子ね、あなたは

コネシマ

そっすか?

knの母親

ええ、ところであなたはなんて名前を付けてもらったの?

コネシマ

「コネシマ」やで、結構気に入ってるよ

knの母親

そう、それなら私が名前を付ける必要は無さそうね…

コネシマ

まぁせやな

そしてトントンは無事にknの父親を 警察に突き出してきた

トントン

思ったより大人しくしとったなあいつ…

トントン

(…てか、シッマこれからどっちの家で暮らすんやろ…)

トントン

(家族的に考えればお母さんとこに住むことになるやろうけど…そうなったらなんか寂しいなぁ)

トントン

(…とりあえず本人に聞かんとな…)

そして家に到着する

ガチャッ

トントン

戻ったで

コネシマ

あ、トントン!ちゃんと母さんの縄ほどいたで!

knの母親

色々とありがとう、トントンくん

トントン

いえいえ、僕は正しい事をしただけですよ

knの母親

本当に助かったわ…あのクソ男から解放されることが出来て……って、ちょっと口が悪かったわね(苦笑い)

トントン

気持ちはわかるんで大丈夫ですよ

knの母親

ふふ、ありがとう

トントン

せや…シッマはこれからどっちに住むんや?

コネシマ

え?あ、ここかトントンの家かって?

トントン

おん

knの母親

私はあなたの好きな方に住んでもらって構わないわよ

トントン

でもここは実のお母さんのところで暮らすのがええんちゃうか?

コネシマ

んー…

コネシマ

コネシマ

…おし、決めたわ

トントン

おぉ…

knの母親

どっちにするの?

コネシマ

トントンの方にするで

トントン

…え…ええんか?

コネシマ

おん、思い出深いからな

コネシマ

それに住み慣れとるし

トントン

あぁ…確かに全然違う場所で暮らすよりはええかもな

knの母親

私もそれでいいと思うわ

コネシマ

じゃあ決まりやな!

トントン

おう…まぁお母さんがええんならええか

コネシマ

おし、じゃあ帰るで!

トントン

あ、おう

knの母親

元気でね~

コネシマ

なんか暇な時にでも顔出しにくるわ!

knの母親

あら、待ってるわ

トントン

それじゃあ…またいつか(コネシマを連れて帰ろうとする)

knの母親

ええ、また(見送る)

コネシマ

じゃーな!

その後、父親には有罪判決が下され、 母親は安心して暮らし、 knとtnは今まで通りに暮らした。

完結!

志荻

はーいどうも、物語の締めくくりの言葉を考えるのが壊滅的に下手な作者でーす

志荻

でも無事に終われたからいいよな!な!

志荻

あ、友人考案シリーズのやつなんだけど

志荻

いいね募集締め切りにするかしないかで友人と割としょうもない喧嘩してるからちょっと待ってな

志荻

はい、という訳で、

志荻

ここまで読んでくれてあざした

志荻

あ、すんません

志荻

ありがとうございました

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