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千雪
どうも千雪です
主様
どうも〜
主様
今日は確か千鶴ちゃんと沖田さんが話すところかな
千雪
そうだね
主様
ではどうぞ！
千雪
Zzz…
総司
寝顔可愛いなぁ、
ｶﾞｻｯ
総司
千鶴ちゃん
千鶴
……！
総司
出ておいでもういいから
総司
はい、こっちこっち
千雪
Zzz…
総司
もしかして今の話本気にした？
総司
こんな冗談みたいな話誰にも言わないよね？
総司
もし誰かに言うなら斬らなくちゃいけないかな
千鶴
沖田さんはいつもそればっかり
総司
そうかもね
千鶴
沖田さん
千鶴
病のことは黙っています
千鶴
千雪くんのことも
千鶴
誰にも言わないって約束します
総司
ありがとう
総司
じゃあ僕は千雪くんを連れていかなくちゃいけないから
千鶴
はい
5分後
千雪
ん、？
総司
あ、起きた？
千雪
うん、起き……
千雪
……！
総司
どしたの？
千雪
千鶴の所に行ってくる
総司
ちょ、千雪くん！？
庭
千雪
千鶴！？
千鶴
千雪くん！？寝てたんじゃ……
千雪
気をつけて
千雪
お久しぶりです千景様
千景
久しいな千雪
千雪
はい
千景
まぁそういきり立つな
千景
今日は戦いをしに来たのでは無い
千景
お前は綱道を知ってるのか？
千鶴
(父様を知ってる？)
千鶴
雪村綱道は私の父です！
千景
ﾆﾔﾘなるほど
千鶴
あなたたち父様に何を！？
千雪
……まさか
歳三
敵地に単独で忍び居るか
歳三
悪いがその勝手は許されねぇな
左之助
昼間っから何しに来た？
左之助
女を口説くには早い時間だぜ
平助
こいつに近づくんじゃねぇ！
千雪
……
千鶴
みんな、！
千景
そうして群れるわ犬猫の如く……だな
歳三
言ってくれる
千景
遊んで欲しいなら相手をしてやるが生憎今日は用事を済ませに来ただけだ
千景
それからただの人間を鬼に作り変えるのはやめた方がいい
千鶴
(人を鬼に作り変える？)
歳三
お前には関係ねぇ
左之助
おう！白昼堂々と女を襲うようなゲスの言い分なんざ聞く耳持たねぇな
千景
愚かな
千景
俺はお前らに情けをかけてわざわざ忠告をしてやってんだぞ
平助
ここは俺らの領分だ！御託を並べてねぇでさっさと帰れっての！
千景
弱い犬ほどよく吠えるな
千景
千鶴、綱道はこちら側にいる
千鶴
……！
千景
意味はわかるな？
千景
お前の父は幕府を見限ったって言うことだ
千景
お前がここにいる意味はなんだ？よくよく考えることだ
千景
そして千雪
千雪
……！
千雪
なんですか？
千景
1度来い
千雪
え？
千鶴
千雪くん！
歳三
千雪！
左之助
土方さんどうする？
歳三
まだそう遠くには行ってないはずだ
平助
追いかけてくる！
左之助
俺も行く
千景
ここならいいか……
千雪
千景様？
千景
すぐに見つけられなくてすまない
千雪
大丈夫です
千雪
また見つけてくれたから
千景
必ずや今度は何も奪わせない
千景
だから、迎えに来る時は必ず
千景
来てくれ
千雪
もちろんですよ
千景
あぁ
千雪
千景様……あなたは私を道具として好きなのではありませんよね？
千景
勿論だ
千景
俺は心から千雪を愛してるからな
千雪
ありがとう……千景様
千景
あぁ
千景
お前の喘息も大丈夫そうで安心した
千雪
少し安定したんだ
千雪
みんなといるうちに
千景
それは良かった
千景
千雪……必ず俺はお前を守る
千景
だからいつか迎えに来る時に俺の手を取ってくれ
千景
あやつではなく俺を
千雪
分かってますよ
千雪
千景様
千雪
(そうか、総司ともトシさんともお別れする時は近いんだなぁ……)
千雪
(まだ、一緒にいたいけど……時は一刻に迫ってるか……)
千景
千雪
千雪
はい
千景
必ず千雪を悲しませない
千景
先代当主のあのお方たちになりかけて……
千雪
はい、父も母も兄もきっと……
千景
あぁ、
千雪〜！
どこだ〜？
千景
そろそろ時間か……まぁいい
平助
千雪！
左之助
いたぞ！
平助
あぁ！
千雪
千景様……
千景
何れ迎えに行く
千景
それまで待っていろ
千雪
勿論で、す……
千景
どうした？
千雪
眠くなって、きて……
ﾄﾞｻｯ
千景
身体が弱いのは変わらない、ってことか
平助
お前！千雪に何した？
千景
何もしておらぬ
千景
それではな、新選組
平助
待て！
左之助
まず千雪だ
平助
分かった！
千雪
ふぅ、終わった
主様
さてぇ、こっからどうなるか見物だね
千雪
そうだね
主様
それでは
千雪
バイバイ
主様
バイバイ
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