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小さな亡霊

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小さな亡霊

1 - 誘拐事件の続き

♥

30

2022年12月14日

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奈江崎 貴裕

結局夜になっちまった…

奈江崎 貴裕

奈江崎 貴裕

ん?なんだあれ……

時刻はもう12時を回っていた

それにもかかわらず、小さい男の子が路地の表で小さく手を振っている

俺は呆然としながらも、その男の子に近ずいた

奈江崎 貴裕

おーい!お前!!こんな時間に何してるんだよ!

すると男の子は、路地裏の先を指さした まるで、何かを伝えたそうに。

待て、あいつの顔、どこかで……

俺は先程の母親との会話を思い出した

女性

私の子が誘拐されたんです、

女性が写真を見せる

そうだ、あの母親の子だ

奈江崎 貴裕

お前…

男の子は路地裏へと入っていく

奈江崎 貴裕

あ!まって!!

路地裏に入ったが、その子は居なかった

奈江崎 貴裕

どこいった…

奈江崎 貴裕

……

奈江崎 貴裕

ッ…?

奈江崎 貴裕

何だこの匂い…

何やら生臭い匂いが漂う

奈江崎 貴裕

なるほど…

奈江崎 貴裕

そういうことか…!

俺はさっきの男の子の伝えたいことをやっと理解した

路地裏を抜けると、そこは古い神社だった

奈江崎 貴裕

ここじゃ、さすがに分かりずらいよな…

ザリッ…(足音)

奈江崎 貴裕

!?ッ(咄嗟に振り向く)

バンッ!!(銃声)

奈江崎 貴裕

おわっ!!(ギリ避ける)

神社の建物の後ろから人影が覗く 暗くて視界が見えずらいが、何故かはっきりと見えた

奈江崎 貴裕

1人か…?

バンッ!

すると、後ろから

奈江崎 貴裕

ハッ!……

ガイイィン!!(銃弾が弾かれる音)

奈江崎 貴裕

あ!

笹谷 すずる

悪ぃ!遅くなった!

また後ろを振り向けば、そこには刀を持った笹谷が居た

奈江崎 貴裕

ここがわかったんですね!!

笹谷 すずる

あぁ、子供が教えてくれた

奈江崎 貴裕

それって…

バンバンバンッ!!(銃声)

笹谷 すずる

会話は後だ!(避ける)

笹谷 すずる

オラッ!!(回し蹴り)

銃撃犯「うぁぁぁッ…!!!」

奈江崎 貴裕

カッケェ…

銃撃犯「(貴裕に刀を振り下ろす)」

奈江崎 貴裕

うわッ!!

ガキイイイン!(笹谷ガ庇う)

笹谷 すずる

お前も戦え!

奈江崎 貴裕

でも、俺は……

笹谷 すずる

自分が出来ることをしろ!!

奈江崎 貴裕

自分に、出来ること…

出来ること…自分に出来ること……

そうだ…!

奈江崎 貴裕

オラアアアァ!!

俺らそこら辺にあったドラム缶を、銃撃犯に向けて投げた

ドラム缶に巻き込まれなかった奴らに、俺は銃を向ける バンッ!

バタッ(倒れる音)

奈江崎 貴裕

当たった……!

笹谷 すずる

初めての割にはやるじゃねぇか!

俺たちは引き続き、銃撃犯との抗戦をした

数分後

奈江崎 貴裕

ハァハァ…

奈江崎 貴裕

これで、全員ですか…?

笹谷 すずる

……

笹谷 すずる

いや、まだ居る。

奈江崎 貴裕

え…?

暗い中でもわかるほど、男の人影が見える

俺は怯えながらも、銃を構える

笹谷 すずる

(刀の刃先を向ける)

銃撃犯の主犯

お前ら、復讐屋か…!?

笹谷 すずる

あぁ

奈江崎 貴裕

誘拐した子供を返してもらう!

銃撃犯の主犯

チッ……

ダッ(主犯が逃げる)

笹谷 すずる

追うぞ!

奈江崎 貴裕

はい!

銃撃犯の主犯

ハァ…ハァ…

バンッ!

銃撃犯の主犯

ヴツ!!

バタッ!

笹谷 すずる

貴裕!なぜ打った!

奈江崎 貴裕

笹谷さん…

笹谷 すずる

……

笹谷 すずる

知ってるさ

笹谷 すずる

あの子は俺たちに犯人の居場所を指さして教えてくれた

奈江崎 貴裕

……

笹谷 すずる

俺たちが見たのはあの子の亡霊だ

笹谷 すずる

俺たちが来る前からとっくに死んでる

奈江崎 貴裕

さっきの生臭い匂いは……

笹谷 すずる

あの男の子が流した血だろ

笹谷 すずる

あいつらはを子供を人身売買してるんだ

笹谷 すずる

でもお前、さっきどうして躊躇いもなくこいつを打てたんだ?

奈江崎 貴裕

それは…

奈江崎 貴裕

殺されて、当然の報いだと思ったからです

笹谷 すずる

ふっ…(笑)

奈江崎 貴裕

笹谷 すずる

アッハハッ笑笑

笹谷 すずる

お前、サハラ氏やミオ、紅月さんみたいな事を言うんだな笑

奈江崎 貴裕

え?

笹谷 すずる

俺は今でも人を殺すことに躊躇いがある…

笹谷 すずる

たとえそれが極悪人だろうとな

笹谷 すずる

お前が羨ましいぜ

奈江崎 貴裕

え!それってどういうことですか!

笹谷 すずる

帰んぞ

路地裏を抜けたところ

俺はもう一度振り変える

あの子だ…

俺たちに微笑んだ男の子は、その場ですっと消えていった

笹谷 すずる

あの子の親にも伝えないとな

奈江崎 貴裕

はい…

笹谷 すずる

どうした?

奈江崎 貴裕

復讐屋って、あんなものまで見えてしまうんですね……

笹谷 すずる

なんて言ったんだ?

奈江崎 貴裕

帰ろう笹谷さん

これまで裏社会で生きてきたモリータや紅月さんには、一体何が見えてるんだろう…

終わり

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