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#くらげの寄り道
海月 凛@夏ツ大阪二日目行くど
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読ませていただきました……第2話、一気に世界が広がってどきどきしました。りうらさんのヒートで乱れる繊細な心情とか、ないくんの執着と不安が垣間見える距離感の取り方、初兎ちゃんの優しいけど一歩引いた立ち位置——三人三様の感情が交差する様子が本当に美しかったです。特に「自分が選ばれないのに」と呟くりうらさんの切なさに胸が締め付けられました。続きが気になります……!
※irxs nmmn 暴力表現,年齢操作 オメガバース(少し好みで追加しているものもあります。).曲衣装(曲パロ) 要素があります。 IV×I×Ⅲ 桃赤白 VI×I 黒赤 赤、白→中国語 日本語は話せても所々カタコト 桃→中国語+日本語 黒→日本語+中国語 苦手な方、地雷がある方は自衛をお願い致します ご本人様のお名前,グループ名を出すのはやめてください。 nmmnという言葉を知らない方の閲覧はお控えください。 以上になります
殺して欲しい。今すぐに、
IV
I
I
抑制剤を飲んで、落ち着きを取り戻した恋人に腕を掴まれてます。助けて。
触ろうとしたら怒るんだよ、この子。こちとら触りたいのに、触れないなんて生殺しだよ。
IV
I
I
IV
I
断るや否や食べさせられる。食べさせられた食事を咀嚼してる間、りうらは楽しそうに俺を見る
IV
IV
他の子なら触っていい。そう言われてもりうら以外に触れたい人は居ない
I
I
IV
I
IV
IV
I
食べさせられることは少し恥ずかしかった。でも、彼から食べさせて貰えるという好意が嬉しくて頬が自然と緩む
I
I
IV
IV
触れたくなって頭を撫でる。彼は困ったように笑い頬を緩ませる
そんな彼の頬に手を伸ばして触れると、彼は不思議そうに首を傾げる
I
IV
I
IV
I
さらりと肩に落ちる髪を掬い上げ後ろに回し、乱れないよう編み込みをする
I
IV
I
IV
髪を結っていたゴムを外し、どんな髪にしようかと思案する
IV
りうらに気付かれないように髪を掬い上げ唇に口付ける。そして赤い跡を隠すように編んだ髪を下ろす
IV
I
何も知らないりうらを見送った後、俺は食べ終わって、空になった食器を持ってキッチンまで歩みを進めた
I
目に通した資料を元にターゲットを探しながら街を歩いていると、背後から足音が聞こえた
おずおずと振り返ると、心配そうに顔を覗き込んでくる。
I
I
Ⅲ
I
Ⅲ
I
渡されたペットボトルを鞄にしまい、銃の入ったガンホルダーに触れ、ふと異変に気付く。
I
肩に髪が掛かっていた。誰がしたかは何となく分かっていた。今朝の彼は何処か嬉しそうに頬を緩ませていた。
自分好みの髪型にアレンジするのが好きなのだろう。綺麗に編み込んだ髪は、一部はヘアピンで頭上に留め、残りはそのまま肩へと下ろされていた。
I
何処に居てもターゲットを見つけたら始末すればいいだけ。気付いていない彼の頭を抑え
I
Ⅲ
彼の頭上を飛び越え銃を構える。ターゲットに標準を当て、引き金を引く。すると反動で手が細かく震えた
銃は簡単に命を奪える。だから始末した後はいつも手が震える
I
Ⅲ
I
言い終える前に、彼は颯爽と歩いて血溜まりの死体に触れる
まだ体温を帯びている柔らかな体に触れても、彼は顔色一つ変えずに始末を進めていく
I
近くのベンチに腰掛け、受け取ったペットボトルを取り出して水を一口飲み込む
震える手で薬と水を飲み込むと、丁度彼は始末を終わらせたようだ。血濡れた手を重ねる
I
I
Ⅲ
手の震えが落ち着くまでの時間は、「頑張った」と彼は褒めてくれる
空いた方の手で髪を撫でられると、まだ自分が庇護される子供なのだと自覚する
一通り撫でた後、手が離される。そんな彼の手を掴み、頬擦りをする
I
Ⅲ
大きく瞳を見開き驚く彼の表情に、頬がジワジワと赤く染まる。
I
I
I
I
Ⅲ
I
I
Ⅲ
I
眉間の皺を解した後、血濡れた手を手巾で拭い、血と怪我を気にしない部下に近寄る
I
皮膚と肉がえぐれ、鮮血が滲む傷は見ているだけで痛々しい
Ⅲ
Ⅲ
I
音をなく近付かれ、驚いている彼を横目に応急処置用の道具を取り出す。
I
I
包帯の巻き方を思い出しながら、消毒した後の傷口に包帯を巻いていく。
I
Ⅲ
I
上手く巻けずにぐしゃりと崩れた包帯を外し、もう一度包帯を巻く
I
Ⅲ
Ⅲ
I
I
話そうとしている言葉を言えずに唇を噛む。
素直に、「また巻いていい?」と言うことが出来ない。彼には弱い所は見せている。でも彼の前では、尊敬される上司でありたい。そう思ったから
I
そんな俺のことはお見通しなのか。彼は何も言わなくても分かってるという顔で近付く
近付かれるのに耐性が無くて…可愛い反応をすることが出来ない
I
Ⅲ
Ⅲ
I
I
Ⅲ
I
羨ましいと思うくらい…彼の反応、所作は、目を見張る程可愛らしい
I
Ⅲ
I
血を拭わずに彼と共に、人目の無い道を歩いていると、何かを感じ取った彼はふと足を止める
I
I
Ⅲ
Ⅲ
生気のない瞳は背後に視線を向け、鬱陶しそうに銃を構える
I
I
I
胸ぐらを掴む指先が震える。言葉を絶やさずに、一度に話そうとするから、呼吸が続かず息が乱れる。
不安から来る震え。抑えようにも、指先に思うように力を入れることが出来ない。
Ⅲ
I
Ⅲ
Ⅲ
触れた僅かな体温。“ソレ“を逃さないよう唇に触れ、潤んだ瞳と赤らんだ頬を手で隠す。
口付けられるのはただの挨拶。敬愛の気持ちでされただけなのに…
Ⅲ
I
I
I
I
彼の背を見送った後なら何とでも言える。意識していない相手になら、こんなにも心を掻き乱されることはないのに、鼓動が早く脈打つ。
何かを期待しているようにドクンドクンと早く脈打ち、甘い香りを齎す。
I
どちらも欲しいと思うのは欲張りなのだろうか
I
Ⅲ
部屋までは歩ける。そう言っても彼は降ろしてくれない。部屋まで運んで貰い、申し訳なさを感じるが、彼は頬に手を添える
I
I
Ⅲ
I
言葉で「大丈夫」と言っても、赤らんだ頬、恥じる態度は誤魔化せない
潤んだ瞳、震える手を心配そうに見た後、澄んだ瞳で彼は見つめてくる
見つめてくる瞳に負けておずおずとぎこちなくだが、彼に甘えてみた。
I
I
暖かくて触れられると、安心する大きな手を頬に添え、額に唇が触れる
I
I
触れられただけで頬が一気に赤らみ、心臓がいつもより早く脈打つ
流されたら駄目だ。誤作動で起こるヒートが正常だと勘違いしたくない
単なる保護者に対しての親愛を恋愛と勘違いしてるだけだ。寒さで震える手を動かし、彼を拒絶する。
I
Ⅲ
I
部屋の扉をノックする音に顔を上げ、呼応するように体が動いていた。
I
I
予想外の人物の訪問に、瞳を見開いて暫し固まる。彼は顔を見た後、「大丈夫」かと心配の言葉を口にする
IV
I
からかおうと質問には答えずに質問で返す。彼は困ったように眉を下げる
彼に腕を体を引き寄せられる突然の抱擁に驚いた。それと同時にどう反応すべきか悩んだが、彼の背に腕を回した
IV
I
I
IV
I
照れても顔を見て、何度も「可愛い」と彼は口にするものだから思わず頬が緩んだ
幸せそうに言う彼に、釣られていつもより声が上擦る。その様子を見て満足そうに、俺の肌を撫でる
I
入念に首筋を撫でた後、顔が近付く。熱を持った桃色の瞳は弧を描いた後、首筋に歯を当てる
I
IV
名前を呼ぶと彼は息を呑む。その後、口元に手を当て驚いていた。
IV
謝罪をして慌てて離れる。動揺しているのか声は震え上擦っている。正気を取り戻す為に、握り締めていたのか手は真っ赤な血液で濡れていた
血濡れた手を拭い怖がらせないように、乱れた髪を掬いながら優しく髪を撫でる。
I
IV
I
IV
I
I
顎を上げ顔を上げさせられる。無理矢理あった桃色の瞳はジッとこちらを見て、丹花の唇を押し当てた。
I
触れた瞬間に吸い込まれそうな、 蕩けるほどに甘い感触。何度も唇を啄み、深く貪るような口付け。微むような空気の中、 互いの輪郭が色香で満たされていく
衣服に 零れ落ち、 染みを作っていく唾液は、 どちらのものかも 分からない。
拭い去りたいのに、 自由を 奪うような 激しい口付けがそれを 阻む。 呼吸を 奪い、 粘膜を 擦り合わせる口付け。
I
I
ベッドに倒れ込んだのを彼は「良いこと」だと思ったのか、手首を掴んだまま頭上に固定する。
I
唇から漏れ出る甘い香りは、鼻腔を 擽り 、頭の中を支配する。抵抗しようと手を小刻みに動かすも、力の強い彼の手はビクともしない
獲物を捉えた桃色の瞳が、俺を見て微かに弧を描いた。瞳は、吸い寄せられるように俺の首筋を見つめ、確実な狙いを定めたように唇を落とす。
I
I
身じろぎ制止の声を上げるより先に、扉を叩くノック音が部屋に響いた
彼は先に反応し迷うことなく扉に近付き、扉を開けた。
Ⅲ
Ⅲ
扉を開けたのは部屋の主のりうらではなく、目の焦点があっていないないちゃんだった
IV
Ⅲ
Ⅲ
IV
Ⅲ
Ⅲ
IV
IV
だから寝なくてもいい。そう結論づける彼の表情は暗く、指先は細かく震える。
乱れた呼吸を宥めるように背に触れると、彼は小さく息を漏らす。落ち着いたかと安心すると、全体重を預けてきた。拠り所を求める甘えた方で僕の体に顔を埋める。
Ⅲ
IV
Ⅲ
Ⅲ
IV
無理はしないで欲しい。そう言葉で伝えても、仕事に誠実な彼は体の不調を無視して無理をする。一緒に居る時は身を預けて欲しい。
そんな我儘を口にすることなく、部屋ですすり泣いている声に惹かれて部屋に足を踏み込む。
部屋に入ってすぐ視界に映り込んだのは、小さな体を丸めて泣きじゃくる彼の姿
細かく震える指先で口元を覆い、堪えきれなかった嗚咽を漏らし涙を流す。
Ⅲ
I
大きなアーモンドのような瞳は、僕を見つけて嬉しそうに弧を描く
軽い足音を響かせて、彼は僕の元まで歩み寄ってきた。少しでも人の温もりに触れていたいのだろう
その小さな体をぴたりと僕に 密着 させ、 震える声を絞り出すようにして、僕の名前を呼んだ。
I
Ⅲ
I
Ⅲ
I
Ⅲ
I
Ⅲ
I
I
朱色の髪を暫く撫でていると震えた声で、何があったのかを少しずつ話し出した。
I
I
I
I
話し終えた後、震える手で顔を覆う。後悔が滲み出ている声で話すりうらの背をそっと撫でた。
触れられるのに驚きビクリと震える体。そんなりうらを安心させたくて。手を握って指先を絡めると、恥ずかしそうに頬を赤く染めた
I
守りたい、力になりたいという衝動のまま触れた手を慌てて離す
Ⅲ
Ⅲ
Ⅲ
I
指先に触れる小さな手。りうらが触れた箇所が熱を帯びたように体温が上がる
I
I
Ⅲ
Ⅲ
手を離す前に指先を絡める。突然のことに、驚いて頬が紅く染める
I
I
りうらに触られると、どんどん体温が上がる。熱くなる手が面白いのかりうらは頬を緩める
I
Ⅲ
I
目の前の笑顔が愛しければ愛しいほど、その首筋に残された赤い跡に視線が行く
掠れた声で呟きながら、首筋に手を伸ばす。嫌がられないだろうかと、不安を抱いた手は頬を撫でるので精一杯。
I
頬を赤く染める可愛らしさが、僕の胸の内の不安を意図も容易く壊す。
おずおずと伸ばしていた手をそのままりうらの首筋に這わせ、痕跡を親指の腹で強く、塗りつぶすように押し潰した
Ⅲ
I
I
I
吸い込まれそうな程、綺麗で明るいりうらに惹かれ、手を伸ばす。ピクリと身構えるりうらの頬を撫でる
Ⅲ
I
I
I
書類を取りに行ったのだろうか。慌てて隣の部屋に走るりうらの後ろ姿を見送る
I
Ⅲ
I
指先を絡めたことに驚き、ベッドに転び瞳を見開く赤い瞳と視線が合う
I
首筋に伝う朱色の血液。口に含めば甘ったるい味が口内に広がる
項が見えるように体を俯せにし、項に舌を這わせて、首筋に伝う血液を舐め取った時だ。
I
I
頬を掠める銃弾に意識が正常に戻る。掴んでいた手を振り払い、震える手で照準を合わせる
Ⅲ
Ⅲ
I
カタカタと銃を持っている手が震えている。殺気立った瞳は涙を零して歪む
撃たれる恐怖を感じるよりも、目の前のりうらを安心させたい。
I
I
I
震える手にそっと触れると、りうらはその場に座り込み嗚咽を漏らす
I
I
IV
IV
息を呑む存在に足が竦む。迷わずりうらの元に行き、血濡れた手にそっと触れる。
I
IV
IV
IV
嬉しそうに話す声に釣られる。上擦った声を彼はからかうように眉を上げた。
Ⅲ
IV
I
IV
IV
I
IV
I
繋いだ手を緩め首輪を眺め、どれにしようかと悩むりうらに声をかける。
IV
I
I
IV
言い終える前に純白の髪を持つ彼がりうらが持っている首輪を手に取り、首筋にそっと当てる
Ⅲ
Ⅲ
返事を聞く前に首輪を手に取り、イメージしやすいように首輪を首筋に当てる
Ⅲ
I
Ⅲ
IV
首輪を一通り眺め、一番似合いそうな首輪を手に取り二人の間に入り込む。
IV
りうらに見せたのは仕立ての良い細身の黒いサテンのリボンとフリルの装飾が細やかなアクセサリーにしか見えない首輪。
I
IV
IV
I
IV
首を横に振るりうらをどうやって頷かせようか。そう思案する俺を他所に、りうらは花が開いたように微笑む
I
I
Ⅲ
戸惑うのも無理はない。りうらが「可愛い」と言ったのは、項側で固定する金属製の美錠(ピンバックル)に、リードを繋ぐためのDカンの着いた黒革の首輪
I
I
彼は真っ赤に染まった顔を隠そうともせず、自ら服の襟を大きく引き下げた
汗ばんだ髪をかき上げ、普段は髪に隠れていて見えない白い項を、無防備にさらけ出す
初兎ちゃんの喉元がごくりと小さく上下する。ただそれだけの動きが、妙に生々しく網膜に焼き付く
視線を逸らすことすら忘れ、俺はただ、初兎ちゃんの細い首筋を凝視していた。
Ⅲ
Ⅲ
I
Ⅲ
I
I
IV
初兎ちゃんと話して居た筈のりうらが、転びそうになっていたのを見て、咄嗟に体を抱き留める。
IV
I
I
IV
I
I
IV
可愛らしいお願いに思わず頬が綻ぶ。寒さで震える手に力を込めて握る。りうらは安心したように、弱い力で手を握り返す
どんな首輪にしようかと、悩み初めてすぐにりうらは俺の手を引く。選んだ首輪を持ったまま初兎ちゃんの元に駆け寄る
I
Ⅲ
IV
Ⅲ
押しに負けた初兎ちゃんは、俺達が選んだ物なら何でもいいと頬を赤く染めて呟く
初兎ちゃんは自分のことを”欠陥品”だと良く口にする。でも、りうらの香りにはヒートが来た時のような反応をよく見せる。
IV
頬を赤らめる二人の表情をじっくりと熱を含む視線を向ける。ぷらぷらと揺れる”リード”を軽く引っ張る
Ⅲ
IV
IV
IV
初兎ちゃんにはダブルロック仕様の首輪を着けてもらっている。首筋に垂れている南京錠の着いた鎖はリードを引くために軽く揺れる。
Ⅲ
IV
リードを引くならとハーフチョークカラー (引いた時だけ首輪が締まり、頭が抜けるのを防ぐ)にしたけれど、慣れていないと呼吸が出来ず嗚咽を漏らす。
IV
Ⅲ
I
Ⅲ
首元に触れ、りうらに笑いかける。りうらは揺れるリードを見て、掴みたそうに視線を向ける
好奇心に揺れる瞳は、光を吸い込んだ猫の眼のように大きく見開かれていた。対象をじっと見つめながら、探るように、首を動かす。無垢ゆえの愛らしさが滲んでいた
I
I
IV
IV
リードを渡そうとした時。僅かに強張った表情を浮かべ、銃ホルダーから銃を取り出す。
I
I
I
IV
頬を両手で包み込み端的に命令を下す。 りうらが無事に帰ってきたらそれでいい。
IV
I
Ⅲ
IV
Ⅲ
Ⅲ
IV
IV
IV
I
耳を澄ませると、重い傘を持っているようなゆっくりと落ち着いた足音が鼓膜に響く
I
零番街が危険だと伝える前に、彼を見失なってしまいそうだ
深い黒橡色の毛先から、鮮やかに染め上げられた向日葵色の髪が、夜風に吹かれてふわりと靡く
完璧に気配を殺していたはずだった。それなのに、前方を歩いていた男の足音が不自然なほど唐突に途絶える。
I
振り返った彼の背に、勢い余って頭からぶつかってしまった
VI
I
VI
VI
I
首元を伝う指先はDカンを引いて、自分の方に体を引き寄せられる
I
VI
聞き馴染みのある言語で話され、言いたいことは何となく理解することが出来た。
I
VI
I
VI
VI
I
安堵すると同時に座り込む。銃を仕舞い終えるまで、指先はかたかたと震えていた
I
I
ぼんやりとする視界の中、ただでさえ不快な熱を孕んだ体
頻繁に、それも前触れもなく訪れる発情期そのたびに自分がオメガであることを突きつけられる。
激しい嫌悪感と、それ以上の凄まじい渇きが理性を削り取っていく。自分の意思では指一本動かせない
I
虚勢を張った声で拒絶してもなんの意味もなく、暖かい腕に抱き上げられた
VI
ぼんやりとする視界の中、暖かい腕が体に触れると体がふわりと浮く
I
震える手は、気持ちとは裏腹に服の裾を掴む。本能が彼を自然と求めるように、彼の胸元に顔を埋めた。
次に目を覚ましたのは見知らぬ家。誰の家なのか確認する為に起き上がろうとすると、暖かな手に阻まれた。
I
I
首元のDカンが荒い呼吸に合わせて重々しく揺れる。涙の滲む目で必死に睨みつけ、胸を押し返す
VI
I
大きな手が、首筋をなぞり項に触れ、声を荒らげ拒絶したのも意味がない。暖かな指先が美錠(ピンバックル)に触れ、首輪を外す
バックルが解かれた瞬間、正面のDカンがその重みで、シーツの上へと音を立てて滑り落ちる
VI
I
I
片手で両手首をベッドに縫い付け、もう片方の手で顎を強引に固定して、無防備な首筋を強制的に晒させる。
I
首筋の柔らかな皮膚が、隙間もないほどに赤紫色の斑点で覆われている
VI
I
I
赤い斑点の上から、項に鋭い犬歯が突き付けられ肌に沈む。
I
発砲しようとしても、目敏く気付いた彼に止められる。
VI
I
I
VI
I
I
I
VI
I
I
I
I
I
服の隙間に手を入れ触れられるだけで、心臓が脈打つ
脳を支配する甘い匂いは体を可笑しくさせる。意中の人が居るのに、目の前の彼のことが気になっている
I
言葉とは裏腹に体は期待に満ちている。腕を広げ抱きつくと、子供を慰めるように頭を撫でられた。
I
期待に潤むそこは、指先がかすかに触れただけで、蜜を溢れさせながらぷっくりと熱く充血していく
I
I
I
M字に大きく開かされた太ももを伝い、 溢れ出た熱い蜜が、足先へとじわりと線を引いて 滴り落ちる。
VI
VI
I
自身の淫らな匂いを放つ指を咥えさせられる。頬を赤く染め、拒みきれずに恐る恐る舌先で舐め取る。
I
骨張った指先に舌を這わせると、喉奥を指圧され唾液と嗚咽が漏れる。
骨張った指先に舌を這わせたのも、 容赦なく喉奥を指圧され、 溢れ出る唾液とともに切ない 嗚咽が 零れ落ちる
I
I
口元に触れるか触れないかの距離にある、触れてはいけないはずの規格外の熱塊に、頭の芯がクラクラと頭が甘く痺れる
吐息が触れただけで、その熱がさらに膨らんだような気がして、そっと震える唇を寄せた。
I
シーツにだらりと唾液が滴り落ちる。違和感と苦しさに耐えかねて、口を離そうとした。
けれど、それを許さないと言わんばかりに髪を掴まれ、逃げ場をなくしたまま喉奥深くまで一気に咥えさせられる。 抉られた喉の奥から、言葉にならない悲鳴がくぐもって漏れた。
I
I
I
髪を耳にかけた無防備な口元へ、一気に出し切られた規格外の熱量に驚く
I
処理しきれない異物感に、涙目のままそれを吐き出そうと口の端から 零しかける
VI
VI
I
涙目で睨み付けるも意味がないようで、彼は手を近付け顎を掴む。
I
飲み込めたのか確認する為に差し込まれた指先を拒むことが出来ない。
ただ熱い吐息を漏らして指を受け入れるしかなかった。彼の指が 弄り倒されてからゆっくりと離れると、堰を切ったように唾液の制御が効かずに口内から零れ落ちていく。
I
I
なにが、起きているのかわからない。 熱い、痛い、けれど、 悍ましいほどの悦さが 脳髄を直接灼く。
必死の抵抗も虚しく、 楔が打ち込まれるたび、 掠れた喘ぎが勝手に 喉を割って 飛び出していく
I
I
出したくない、聞かれたくない。そう思うのに、身体が快感に 絆されるたび、 喉の奥から勝手に甘く情けない嬌声が漏れ出る
I
I
I
VI
I
痛くないのに涙が頬を伝う涙を掬い上げ、腰を掴む最奥の弱い部分を突かれた体は快感を得たように跳ね上がる。
I
限界を迎えた 膣内が、激しく痙攣して彼の楔を締め上げる
I
絶頂の波が引き去った後も、身体の奥の 震えは止まらない。 呆けたように開いた唇から、熱い吐息と 意味をなさない 掠れた声が、 漏れ出る。
震えの止まらない腕を彼の首筋に回し、力の限りしがみつく
I
I
頬を真っ赤に染め、恥ずかしさに 眸を揺らしながらも、自らゆっくりと脚を割って開き、その奥を彼へと晒す。
恥じて引き攣る唇の端は、どうしようもなく 歓喜に蕩けていた。内側からとろりと溢れ出る白濁を指先で掬い上げる
I
俯いた俺を 逃がさないように、彼の熱を帯びた楔が、再び膣内の最奥へと 滑り込んでくる。
I
I
密に濡れたそこが、彼の形に押し広げられていく。そんな、彼と繋がった証をまともに目にするなんて、恥ずかしくて死んでしまいそうだ
VI
I
I
理性はそう拒むのに、彼のもので満たされているそこが、 嬉しくて、愛しくて。俺は 溢れる涙の隙間から、彼との繋がりを、 恍惚しながら見つめ続けていた。
I
I
I
I
I
I
VI
手首を掴まれ言おうとした言葉を飲み込む。払い除けようとすると、彼は自身のスマートフォンを取り出し俺に握らせる
VI
I
I
VI
I
I
熱くなる頬も、触れたくなるのも、きっとヒートのせい。じわりと帯びる熱を本能のせいにして頬に手を当てる。
I
I
顔を逸らしたくても、支配的なαの視界から逃げられない。「逸らすな」と言われていないのに、彼の視線を返し口付ける
I
VI
無慈悲に両足を開かされ、無防備な中を晒された瞬間、耳の裏までが真っ赤に色づく
I
I
あまりの恥ずかしさに、じわりと涙が滲む目元を自分の腕で覆い隠す。無理やり開かされた足の隙間からは、熱を求めて蜜が溢れ、甘く熟したフェロモンが室内に充満していく
I
I
開かれた秘部は彼を求めてじわりと蜜を垂らす。垂れた蜜は太ももを伝い、シーツに跡を残す
I
最奥に刻まれる、強烈な圧迫感。彼が中で 結び、全てを注ぎ込もうとしているのが分かって、パニックに陥る。
I
掠れた悲鳴を上げながら、閉じることの許されない脚を、手で遮ろうとする前に手を頭上に固定される。
熱い楔を受け入れた中が、きゅうきゅうと収縮し、彼を逃がさないように締め付ける
I
嫌なのに体は彼を求める。最奥を突かれ、絶頂を迎えた足はガクガクと痙攣する。
I
I
下腹部の奥、注がれた熱い塊がじわりと広がっていく感覚に、足が細かに震える
ヒートが起こっても絶対に避けたかった「膣内射精」。それなのに、ヒートの熱に浮かされた身体は、相手の全てを欲して腟内で嬉々として受け入れてしまった。
抱かれている間は理性を忘れ、彼の腟内写生を受け入れた。でも正常に戻った脳は、「妊娠」するかもしれないと不安に感じている
I
ふらつく足でベッドから降りる。緊急避妊薬を鞄の中から取り出し、服用しようとした。彼に手首を強く掴まれ阻止されてしまった。
I
I
I
口内に入った錠剤を唾液と共に嚥下すると、触れる程度だった口付けは唇を貪るような口付けに変わる。
I
I
胸元を押して彼から距離を取り、乱れた呼吸を整える。
起きて直ぐに体は異変を訴える。何とか起き上がり、ベッドからゆっくり降りる。
I
I
震える手で扉を開ける前に扉が開く。ふわりと香る甘い匂いが部屋中に広がる
I
I
体の芯を溶かすような確かな熱に、じわりと体温が上がる。
I
VI
I
マグカップに口を付け、口内に広がる甘味をゆっくりと飲み込む。
I
飲み進めるごとに、甘酸っぱい味わいが口いっぱいに広がっていく。思わず頬を緩めた俺の横顔を覗き込むようにして、彼はそっと隣に腰を下ろした。
I
I
I
VI
I
I
銃弾に肉を裂かれたことや、真剣で深く腹を貫かれた時の焼けるような熱さ、ナイフで容赦なく肉を抉り取られた激痛に比べれば、今の身体の重みは楽に思えた。
VI
I
I
「ない」と言いかける言葉を、突如湧き上がった身勝手な欲望が遮った。
彼にこうしてほしい。一度そう思ってしまったら、もう自分の心が止められない。 恥ずかしさのあまりに消え入りたい衝動を、ねじ伏せた
I
気付いた時には、彼の服の裾を強く掴んでいた。恥ずかしさに耐えられず赤くなった頬を隠さず服の裾を引いた。
I
I
VI
VI
I
断ろうと手を伸ばしかけたが、それより先に、部屋の扉がばたんと立てて閉まった
I
彼が戻るのを待ちながら、弧を描く癖っ毛を指で伸ばし整え、丁寧に編み込んだ髪を一つに結ぶ
I
整えた髪に乱れがないか姿見で確認する。しかし、髪を上げたことで露わになった首筋を見た瞬間、思わずその場で固まってしまった。
I
I
VI
VI
I
VI
VI
VI
カチャリと食器を置く音が部屋に響く。ふわりと香る甘い香りが鼻腔を擽る
VI
I
VI
I
I
I
口いっぱいに広がる完熟した桃の香りと、ふかふかのパンケーキに満足していて、向けられている視線に気づくのが一歩遅れた
I
視線の主は、向かいに座る彼だ。愛おしそうにこちらを観察する彼の瞳と不意に目が合いった
I
I
彼は小さく微笑むと、手元のフォークにそっと唇を寄せた。カチリ、と微かに歯が触れる音に手がピクリと震えた
I
I
VI
I
I
I
食事を終えた頃、彼の手伝いをしようと手伝いを申し出る前な、家のインタホーンが鳴る。
I
普段の癖で相手を確認する前に、体が先に動いていた。
インタホーンを鳴らして、直ぐに玄関の扉が開く。
常に死と隣り合わせにあるマフィアとして無防備にも程がある。自ら進んで銃口の前に立つような、あまりにも軽率で、致命的な自殺行為だ。
I
I
IV
IV
I
IV
IV
喉を鳴らすことさえできず、ただ怯えた目で見上げ、膝を震わせる姿は加虐心を煽る。さらに距離を詰める
I
VI
VI
IV
VI
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VI
I
I
VI
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二人に視線を向ける。視線に耐えられず真っ先に目を逸らしたのは、頬を赤く染めたりうらだ。
可愛いなと思いつつも、こうも簡単に上手くいくものか。唆るような甘い匂いは番がいても、十分他者を魅了する香りを放つ。
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迷わずその場に跪き、手早く簡単な対処をする。口元に指を差し入れ、溜まったものを軽く吐かせてやると、少しは気分が楽になったようだった
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指先を絡めたら伝わる確かな熱。初兎ちゃんが自然と欲しくなり、手の甲に口付けた。
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選んだのは自分の責任。本能に負けて番になった彼を大切にしたい。
俺も、ニキも本能には振り回されてばかりだ。惚れた腫れたを知らない俺達は、上手くいく誰かを愛することを知らない
手を伸ばせば触れられる距離。奪うことは簡単だった。しかし、その先の触れ方も、愛で方も、俺にとっては全部手探りだ
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試すような行動しかできない。そんな俺を選んで後悔していないかと聞きたかった。
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屈託のない笑顔を浮かべる初兎ちゃんを見て、素直に嬉しいと感じたのか、頬は赤く染まる。そんな俺の取り繕えない姿を初兎ちゃんは愛おしそうに見つめていた。
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愛情を知らない俺に惜しむことなく愛情をくれる初兎ちゃんが好き
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時間がかかっても素直に気を許していいと思える相手にきっと出会える
こんな俺でも……ちゃんと愛したい子を見つけられたよ。