レイ
だいぶ暗いな
レイ
はー
残業...めんどくさいな
残業...めんどくさいな
レイ
さすがだよ、ブラック企業
レイ
さて、帰ったらお風呂はいって、資料まとめて
寝るか
寝るか
レイ
はーーー
キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイ
?!
(行ってみよう)
(行ってみよう)
女性
は...はわわ...
レイ
だ、大丈夫ですか!
女性
は...はい
女性
こ、腰が抜けちゃって...
俺が視線を移すと
縦2m・横2m・暑さ50cm程の 鉄板らしき物があった
女性はその前に座り込んでいた
作業員
大丈夫でしたか?
レイ
はい、私は大丈夫でしたが
女性
わ、私も大丈夫です
作業員
すいません
今、ビルの上で工事をしていまして
今、ビルの上で工事をしていまして
作業員
これが落ちてしまって
作業員
でも、怪我人がいなくて良かったです
レイ
そうですね
そう言い、俺はもう一度 鉄板に視線を移す
レイ
(にしても、赤いタイルの上に真っ黒い鉄板って不気味だな)
レイ
よし、帰ろう
少したって
俺は買い物ついでにもう一度その現場に戻ってみた
そこにはまだ鉄板が残っていた
とても重い鉄板だからか 処理が追いついてないようだ
危ないから警備員のような人がいた
先程の腰が抜けた女性もまだ残っていたので声をかけてみた
レイ
先程は驚かれたでしょう
女性
はい、驚きましたよ〜
女性
"悲鳴"が聞こえた時はビックリしました
レイ
え?