蒼
またか…
僕は長谷川蒼13歳。 最近不思議な夢をみます。
蒼
また、桜の夢か…
そう。それは幼馴染みの 青木桜の夢。
蒼
なんでなんだ?
お母さん
お〜い蒼〜
蒼
はーい
お母さん
学校遅刻するよ!!!
蒼
やっべ!
学校
蒼
おはよう〜
桜
おはよー蒼!
蒼
お、おはよう☀
響
おはよう蒼!
蒼
おはよう☀
先生
はーい授業始めますよ!
放課後
桜
ねぇ蒼?
蒼
な、なに?
桜
今日さ…私に冷たくない?
蒼
そ、そんな訳ないでしょ?
桜
ねぇ?なんか隠してる?
蒼
いや、隠してないから!
桜
ホント?
蒼
本当だよ?
桜
ならいいや!
桜
じゃあね〜
蒼
うん。バイバイ
蒼
はぁ〜あんな事言えね〜
響
ねぇ?
蒼
う、うわ!
響
そんな驚かなくても。
蒼
なんだ、響か。
蒼
どうした?
響
君さ、桜の事好き?
蒼
は?何いきなり
響
いや、僕は好きだから…
蒼
な!?
響
まぁ、嫌いならいいけど。
響
桜は僕のものだから。
蒼
お、おう…
響
じゃあ。
蒼
じゃあね。
蒼
マジかよ…
蒼
なんで、響が桜のこと…
蒼
おい!頑張れ俺!
響なんかに振り回されるな!
響なんかに振り回されるな!