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○○
はぁ、千冬の好きな人…誰だろ
○○
一虎が言えないって事は私じゃないことは確かだな
○○
はぁ諦めようかな
○○
でも諦めたらダメって言われたし
○○
でもさ、思った、諦めたらダメとか言うけど、別に良くね？自分が諦めたいって思ってるんだからさ？
○○
もしかしたら両思いかもよ、諦めちゃダメだよとか
○○
なんなの？慰めてるつもりなのかな？全然慰められてない
○○
むしろ傷づくし
独り言を言う○○
一方一虎はと言うと
一虎
言ったら良かったのかな？
一虎
でも、千冬が可哀想だし
一虎
○○怒らしちゃった…
一虎
あーもう！むしゃくしゃする！
ドカン
一虎
やべ暴れたらものが落ちちゃった
これらも独り言を言っていた
翌日
○○
おはよ
○○
あれ？お母さんとお父さん居ない
○○
ん？紙が置いてある
○○と一虎へ
朝早くから出掛けてごめんね。
お母さん達ちょっと１ヶ月くらい、旅行に行ってくるから、一虎と2人で居てね！
お金は手紙の横にある封筒に入ってるから、買い物して何か買って作って食べてね！
○○
一虎と2人か、
一虎
おはよ…
○○
…
一虎
(やっぱり怒ってるじゃん)
○○
おはよ！
一虎
お、おはよ
一虎
(怒ってない？)
一虎
○○怒ってるんじゃないの？
○○
は？なんの事？知らない〜
一虎
なんだそれ
○○
てかこれはい、お母さんからの手紙私読んだからお兄ちゃんも読んで〜
一虎
あ、うん
︎︎
一虎
なるぼとね
○○
てことだから
一虎
おう
○○
あと今日千冬来る
一虎
え？
○○
また部屋に居てね！
一虎
お、おう
しばらくして
ピーンポーン
○○
きた！
○○
おはよ！
千冬
おはょ！
○○
上がって
千冬
お邪魔します！
○○
今日から１ヶ月くらいお母さん達居ないから暇〜
千冬
そうなんだね
○○
うん！でも千冬来てくれるから暇じゃない
千冬
俺も〜
○○
千冬…好きな人いるって言ってたじゃん？
千冬
うん
○○
その子誰なの？知りたい
千冬
えっ…
○○
お願い！私のも教えるから！
千冬
……
○○
無理？
千冬
いいよ…教えてあげる…
○○
ありがとう！
○○
誰？
千冬
それは…
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