○○
テヒョン…無理して
私の隣に居なくていいからね
私の隣に居なくていいからね
テヒョン
は…?何言って、
○○
だって…さっき教室で
話聞いてたの
話聞いてたの
○○
テヒョンが女の子達に誘われてる
けどいつも断ってるって…
けどいつも断ってるって…
○○
それって私のせいじゃん…
あれ、私こんなこと言ってるけど ほんとうにテヒョンが私から離れたら?
私…テヒョンと離れるの平気なの?
テヒョン
○○はさ…
俺の気持ちは考えないの?
俺の気持ちは考えないの?
○○
考えてるからっ…
テヒョン
いや、ちっとも考えてない
○○
どうしてっ…?
テヒョンに自由をっ
テヒョンに自由をっ
テヒョン
自由…?
そんなもんが欲しいんじゃねよ
そんなもんが欲しいんじゃねよ
テヒョン
俺が欲しくて堪らないものは…
テヒョン
お前…○○だけなんだよ
○○
え…?
私が欲しいってどういう?
私が欲しいってどういう?
テヒョン
はぁ…分かれよ、ばか
テヒョン
お前が好きだって言ってるの
○○
へ…?
○○
え、テヒョンって
私の事好きなの?
私の事好きなの?
テヒョン
そうだよ…気づいてないの
お前だけだぞ?
お前だけだぞ?
○○
え…でも、いつから?
テヒョン
そんな昔の事覚えてねぇよ
○○
そんな昔から…
テヒョン
なに、少しは俺の事
可哀想に思えてきた?
可哀想に思えてきた?
○○
えっ…
テヒョン
言うつもりなかったけど
もう…言ってもいいかなって
もう…言ってもいいかなって
テヒョン
俺も本気でがっつくからな…
覚悟しとけよ?
覚悟しとけよ?
○○
っ…!
お母さん
○○ー?テヒョンくんが
来てるわよ〜
来てるわよ〜
現在…土曜の午前10時
○○
居ないって言ってっ…!
恥ずかしくて…会えるわけないじゃん
○○
うわぁ…どうしたらいいの?
テヒョン
何をどうするの?
○○
へ…!きゃあっ…!
○○
な、なんでテヒョンがっ…!
テヒョン
何でって…おばさんが
部屋に行けば会えるって言うから
部屋に行けば会えるって言うから
○○
っ〜…
ーー テヒョン side ーー
ベッドの上でうずくまっていた○○
俺の存在に気付き…顔を真っ赤にさせる
きっと昨日の事があって 恥ずかしいのだろう…
言うつもりなかったけど 伝えた途端俺の心はスッキリした
…結局ずっと伝えたかったんだな、俺
○○
あ、あのっ…なんの用で?
テヒョン
用?会いたくなったから来た
○○
ほんとに…私の事…
テヒョン
はぁ?嘘だと思ってたの?
○○
っ…!
だからさ…いちいちその反応やめろよ
可愛すぎて…襲いそうになるんだよ
テヒョン
…好きだって、お前の事
知らなかった…
テヒョンがこんな甘々だということを
episode11 end