うらた
坂田
声をかけられ振り返ると、いつもと変わらない彼の姿があった。
ここの所続く猛暑による汗で、少し濡れた髪がかっこいいだなんて言えないけれど、
その分、自分のイメージである元気な声で応答した。
うらた
センラ
うらた
センラ
坂田
うらたさんを真ん中にして3人で並んで歩く。
うらたさんは人気だからセンラの兄弟やその友達にまで人気があってあまり僕に構ってくれない。
坂田
坂田
センラ
坂田
坂田
うらた
うらた
坂田
ここのキャンプ場は農場の近くにあり、そこで取れたミルクで作られたアイスが有名なのだ。
うらた
うらた
センラ
うらた
そう言ってうらたさんは俺の手を引いて連れて行ってくれる
坂田
好きが溢れて止まらない
この恋がダメだなんて微塵も思ってもないから
センラ