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うらた
広大なキャンプ場だと移動するだけでも一苦労だ
坂田
センラ
夏の日差しに打たれ自分を含め3人全員が汗だくになりながら歩いていた
坂田
手持ちの地図で見た感じはここだ
うらた
うらたさんは確認するために自分のではなく、今広げている俺の地図を覗き込んだ
坂田
坂田
一瞬の内に目の前いっぱいに映りこんだ彼の横顔
坂田
うらた
センラ
坂田
坂田
中に入るとクーラーがかかっていて
汗で蒸れた服の中を涼しくしようと襟をパタパタと仰いでしまう
うらた
坂田
センラ
うらた
坂田
坂田
ずっと食べたいと思っていたのでこの機会を逃す手はない
入店して早々に購入すると店員さんに熱意が伝わったのか、同じミルクで作られた飴ちゃんを貰ってしまった
坂田
坂田
簡略に礼を述べると店員さんは優しそうな微笑みを浮かべて｢ありがとうございました｣と言ってくれた
坂田
自分から見ても大分はしゃいでいるだろうなと思いながら2人にアイスを受け渡す
うらた
センラ
うらた
坂田
ぺろりとアイスを舐めながら先程貰った飴を自慢気に見せる
うらた
まるでヤキモチでも妬いているみたいに素っ気ない態度で会話が終わってしまった
坂田
坂田
数分後
うらた
センラ
坂田
少し名残惜しく感じながらも、店員さんにお礼を言ってから退店した
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