希咲羅
……いた…!?
月彩
ほんと!?
美夏
よ、良かった……
希咲羅
……ふー…
月彩
…
希咲羅
………
希咲羅
なーんか…
希咲羅
いやーな予感するんだけど
月彩
分かる
美夏
やね
希咲羅
月に電話かけてみる?
月彩
だね
希咲羅
……
希咲羅
だめだ
希咲羅
人が多くて
月彩
……駐輪場、戻ってみない?
美夏
そこやったら人少なそうやな
希咲羅
……ぜーってぇ何か隠してるよなぁ
月彩
長年の仲を舐めないで欲しいねぇ
美夏
(2人がなんかこわい)
遠ざかる、祭りの賑やかな声
夜月
……
ずきずきと
靴擦れの所が痛む
夜月
っふー……
そのせいなのか
いつもより、スピードが ゆっくりになってる気がする
天羽
……夜月さん
天羽
大丈夫、です
天羽
きっと
夜月
…うん
夜月
そうだね
天羽
あの
天羽
るぅあさん、何かあったんですかね
夜月
……さぁ
夜月
分かんない、けど…
天羽
……もしかして、引越しとか
夜月
…!
ぐらりと重心が傾き
自転車が倒れる
夜月
あ
天羽
わ
がしゃん
夜月
…
夜月
ごめんあもちゃん…
天羽
大丈夫ですよ
最後、って発言とか
笑顔でお別れ
とか。
薄々気がついてた
でも
認めたくなかった
夜月
(……)
天羽
…自転車、変わります
夜月
…ねー
夜月
あもちゃん
天羽
はい、
夜月
どうしたらいいんだろうね
天羽
……
天羽
私は
天羽
るぅあさんをあんまり知りません
天羽
所詮、他人ですし
天羽
気持ちなんて到底理解出来るとは思ってません
夜月
……
天羽
最初は他人なんてどーでも良かったんですけどね
天羽
何故か
天羽
今は、どーでも良くないんですよ
るぅあさんの明るさに
救われたから
天羽
(だから……)
天羽
今度は私が追いかけるだけです
夜月
……
夜月
かっこいいね
天羽
え!?かっこよくないです…!!笑
________るぅあside
うん、これで良かった。
きっと、月も伝えてくれたはず
…るぅあ
ほんとに、良かったの?
るぅあ
…うん、大丈夫だよ
るぅあ
お母さん
後悔、しない?






